2021年3月19日

東日本大震災から10年 立ち上がる被災地(10)日本製鉄東日本製鉄所釜石地区 大津芳久副所長(釜石地区代表)に聞く 物流網生かし競争力強化 「鉄と魚とラグビーのまち」に貢献

――東日本大震災から10年。東日本製鉄所釜石地区と釜石の現状と震災対策について。

「当地区の岸壁、全天候バースは震災翌年の5月に完全復旧し、釜石港の湾口防波堤も2020年に復旧が完了した。釜石港には防潮堤や、高さ約10メートル、延長約750メートルの堤状に盛り土をして造られたグリーンベルト(避難路)も作られた。水門の自動化、遠隔化も進み、釜石は従来よりも防災・減災機能が向上した。安否確認についてはシステム化し、構内での避難場所も新たに作った。早期避難が求められる岸壁ではクレーン作業に従事する人が実際に避難に何分かかるか確認している」

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