2021年4月14日

阪和興業の鉄鋼事業戦略 加藤恭道 代表取締役副社長 先行投資 リターン最大化 今中計、鉄鋼扱い1500万トン目標

――代表取締役に4月1日付で就任した。

「米中覇権争いが激化し、脱炭素社会への対応を迫られ、新型コロナウイルス禍の長期化も加わって、リスクとチャンスが大きく広がっている。古川社長をサポートし、チャンスを確実に取り込んでいく。副社長執行役員として、引き続き全社鉄鋼総括を担当し、木材部門も総括役員として管掌する。輸入木材はトップシェアのポジションを握り、国産の丸太輸出も高いシェアを維持している。木材は700億円規模に急成長しており、トレードを強化し、商材の拡大も図って独立セグメントに育成していきたい」