2022年11月11日

アジア循環経済の先端研究/EARTH2022開催を通じて/希少資源再生に重点/脱炭素、全体捉える研究多く

東アジアの資源循環国際シンポジウム「EARTH2022(第16回東亞資源再生国際検討会)」が10月31日から2日間にわたって、台湾・台南市にある国立成功大学で行われた。そこには日本、台湾、韓国、タイ、中国などからハイレベルな研究者が直接またはオンラインで集まり、サーキュラーエコノミーや脱炭素など多様な内容の研究論文が発表された。提出された論文は7つの項目「資源処理技術」「乾式製錬」「湿式製錬」「廃棄物からエネルギーへ」「脱炭素」「リサイクル制度と管理運営」「有機無機材料加工」からなる。ここからアジアの循環経済に関する研究のトレンドを見ていきたい。