2014年10月24日

GSユアサテクノ 『ひまわり8号』に高性能電池採用

 ジーエス・ユアサテクノロジー(本社=京都府福知山市、関口昌秀社長)は23日、今月7日に種子島宇宙センターから打ち上げられた「H―2Aロケット25号機」と、それに搭載された静止気象衛星「ひまわり8号」に、同社製の高性能リチウムイオン電池が採用されたと発表した。

 三菱重工と宇宙航空研究開発機構(JAXA)によって製作されたロケットには、制御系機器などに電力を供給する電池、三菱電機製の静止気象衛星には地球の陰に入った時に電力供給する電池「LMG050」が、それぞれ搭載された。

 同社は1998年から三菱電機と共同で、人工衛星用リチウムイオン電池を開発。05年に打ち上げられた米国製の通信衛星に初めて採用され、その後も多くの衛星に搭載されてきた。GSユアサ・ひまわり8号用リチウムイオン電池LMGO50 (2)

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