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2000.01.31
1. 日本製箔が3ヵ年経営計画 赤字脱却・1割配当
2. 99年の国内マグネ需要、推定7.2%増2万9145トン
3. 条が伸銅引っ張る 高津伸銅協会企画運営委員長
4. 窒化アルミ基板の量産 春から本稼働 古河機械金属
5. 99暦年の非鉄地金統計速報 生産は銅・亜鉛が増
6. 神鋼コベルコツールを完全子会社に 三菱マテリアル
7. 99年決算、特別経費計上で赤字転落 米Pドッジ
7. 99年決算、売上げ利益とも減少 サザン・ペルー
2. 99年の国内マグネ需要、推定7.2%増2万9145トン
3. 条が伸銅引っ張る 高津伸銅協会企画運営委員長
4. 窒化アルミ基板の量産 春から本稼働 古河機械金属
5. 99暦年の非鉄地金統計速報 生産は銅・亜鉛が増
6. 神鋼コベルコツールを完全子会社に 三菱マテリアル
7. 99年決算、特別経費計上で赤字転落 米Pドッジ
7. 99年決算、売上げ利益とも減少 サザン・ペルー
日
本製箔の冨永三寿社長は28日、2002年11月期までの3カ年経営計画「NS(ニッパク・サバイバル)―110計画」を推進することにより、「早期赤字脱却と安定した1割配当を達成させる」との方針を明らかにした。従業員(前期末381人)を3年間で17%削減するとともに、分社化や一部生産部門の関連会社移管などで経費を圧縮する一方、電解コンデンサーなど重点商品・事業を強化し、収益力の改善を図る。
同社の前11月期決算は、人件費2億6000万円、その他経費・販売管理費節減など2億5000万円を合わせ、5億1000万円のコストダウンを実施。しかし、販価の下落6億1000万円、早期退職優遇制度による特別退職金2億6000万円、合わせて8億7000万円のマイナスが発生し、2期連続の赤字を計上し、営業・当期損失はさらに拡大した。
今後の重点施策としては、電解コンデンサー(アルミ箔)や加工品、銅箔事業に注力する一方、生産拠点の見直しや集約・合理化を推進。現在、アルミ箔の生産は、滋賀工場と野木工場の比率が4対6程度だが、これを3弱対7強程度にし、野木の生産効率を高める。さらに、野木の仕上げ・梱包・出荷などの部門分社化、一部生産部門をニッパク産業など関連会社に移管することで、コストを低減させる。また、東京・大阪両本社体制とし、5事業部制に移行して組織の見直し、合理化を図る。
なお、今期の設備投資額は8億7000万円で、減価償却額6億円の予定。
また、ISO14001の認証は、野木工場で今春取得を見込む。
同社の前11月期決算は、人件費2億6000万円、その他経費・販売管理費節減など2億5000万円を合わせ、5億1000万円のコストダウンを実施。しかし、販価の下落6億1000万円、早期退職優遇制度による特別退職金2億6000万円、合わせて8億7000万円のマイナスが発生し、2期連続の赤字を計上し、営業・当期損失はさらに拡大した。
今後の重点施策としては、電解コンデンサー(アルミ箔)や加工品、銅箔事業に注力する一方、生産拠点の見直しや集約・合理化を推進。現在、アルミ箔の生産は、滋賀工場と野木工場の比率が4対6程度だが、これを3弱対7強程度にし、野木の生産効率を高める。さらに、野木の仕上げ・梱包・出荷などの部門分社化、一部生産部門をニッパク産業など関連会社に移管することで、コストを低減させる。また、東京・大阪両本社体制とし、5事業部制に移行して組織の見直し、合理化を図る。
なお、今期の設備投資額は8億7000万円で、減価償却額6億円の予定。
また、ISO14001の認証は、野木工場で今春取得を見込む。
日
本マグネシウム協会はこのほど、99年(1―12月)の国内におけるマグネシウム需要推計をまとめた。それによると、総需要は前年比7・2%増の2万9145トンとプラス成長を記録する見込み。需要全体の約7割を占めるアルミ関係部門が好調であるほか、構造材や添加剤部門も伸びている。
総需要を分野別にみると、主力のアルミ関係部門が6・9%増の2万1060トン。このうち、軽金属圧延向けは8%増の1万8280トン、アルミ合金向けは横ばいの2780トンという内訳。99年のアルミ圧延品生産は板類が過去最高を記録するなど好調だったが、この添加剤に用いられるマグネシウムも大幅に伸びた。
構造材関係部門は3・8%増の3040トンとなる見通し。中身はマグネダイカストが2・8%増の2810トン、マグネ鋳物が17・3%増の230トン。家電ではノートパソコンやデジタルカメラなどのケース部品としての需要が増えているほか、自動車部品ではハンドル芯金やシートフレームなどでマグネ化が進展している。なお、チクソモールディング法で製造した構造材は原料にマグネチップを用いるので、その他の部門に計上されている。
このほか、ノジュラー鋳鉄やジルコニウム・チタン製錬向けの添加材部門は12・0%増の1540トン。マグネ粉末や防食マグネなどで構成するその他の部門については10・3%増の3490トン。輸出は31・8%減の15トンとなっている。なお、マグネシウム地金の輸入量については6・1%増の3万4000トン程度が予想されている。
総需要を分野別にみると、主力のアルミ関係部門が6・9%増の2万1060トン。このうち、軽金属圧延向けは8%増の1万8280トン、アルミ合金向けは横ばいの2780トンという内訳。99年のアルミ圧延品生産は板類が過去最高を記録するなど好調だったが、この添加剤に用いられるマグネシウムも大幅に伸びた。
構造材関係部門は3・8%増の3040トンとなる見通し。中身はマグネダイカストが2・8%増の2810トン、マグネ鋳物が17・3%増の230トン。家電ではノートパソコンやデジタルカメラなどのケース部品としての需要が増えているほか、自動車部品ではハンドル芯金やシートフレームなどでマグネ化が進展している。なお、チクソモールディング法で製造した構造材は原料にマグネチップを用いるので、その他の部門に計上されている。
このほか、ノジュラー鋳鉄やジルコニウム・チタン製錬向けの添加材部門は12・0%増の1540トン。マグネ粉末や防食マグネなどで構成するその他の部門については10・3%増の3490トン。輸出は31・8%減の15トンとなっている。なお、マグネシウム地金の輸入量については6・1%増の3万4000トン程度が予想されている。
日
本伸銅協会の高津久経企画運営委員長(住友軽金属大阪伸銅品部長)は27日の記者会見で、99暦年の伸銅品生産が106万トンで前年より3・8%増加した背景について「銅、黄銅、リン青銅の各条の需要が非常に好調で、これら3条が伸銅品全体を引っ張った」など最近の需要動向に関して次のようにコメントした。同委員長および同委員会メンバーの発言要旨は次の通り。
【99暦年106万トン】 12月の伸銅品生産は9万2150トンで前年同月比12・9%増加し、これで99暦年ベースでは106万トンになった。これは平成の往時(3年=91年の124万トン)と比べて20万トンほど低い水準で、2000暦年の需要増に期待をつなぎたい。
主な需要分野は半導体、コネクターなど電子材関係が飛躍的に伸び、精密、建築、一般冷凍機などがようやくプラスに転じてきた。これら出遅れていた分野が単月だけの動きに終わらないように期待したい。
【板・条】 昨年末、Y2K(コンピューター2000年誤作動)問題に伴う在庫積み増しなどの需要が見られ、年明けの調整を懸念したが、現実にはおう盛な需要があって、このまま突っ走りそうだ。 当初の1―3月までは大丈夫との見通しは足元の受注ベースでいくと、今年前半くらいは好調に推移しそう。
銅、黄銅、リン青銅3条の主な用途は60%くらいが電子部品材料で占められ、最終製品としてパソコン、携帯電話、ゲーム機などに内臓されている。また、自動車の電子化などでパーツ点数が増えているほか、東南アジア、アメリカの景気好調によっても支えられている。
【銅管】 関西地区のエアコンメーカーの生産が立ち上がり始めたが、それと比較すると関東は出遅れているようだ。東のメーカーはスロースタートだが、最終需要期の4―6月の直前になって素材の発注を行ってくる可能性もある。
今冷凍年度のエアコン需要は決して楽観できるものではないが、工場の人員の関係もあって急激な受注ラッシュには簡単にはシフトできないので、ピーク時に大量に納期を迫られるのかどうか、エアコンメーカーの生産動向などを良くウォッチしていきたい。
【黄銅棒】 黄銅棒需要は給排水、バルブなどメーンの住宅向けが立ち上がっていない中、一時よりは底上げされている。自動車部品、PHS、携帯電話の中継基地関連向けなどはまあまあの需要が続いている。
ただ、輸出は台湾、韓国勢に席巻され、成約するケースが減っている。
当面の黄銅棒需要は月2万2000トンレベルで推移しそうだ。
【99暦年106万トン】 12月の伸銅品生産は9万2150トンで前年同月比12・9%増加し、これで99暦年ベースでは106万トンになった。これは平成の往時(3年=91年の124万トン)と比べて20万トンほど低い水準で、2000暦年の需要増に期待をつなぎたい。
主な需要分野は半導体、コネクターなど電子材関係が飛躍的に伸び、精密、建築、一般冷凍機などがようやくプラスに転じてきた。これら出遅れていた分野が単月だけの動きに終わらないように期待したい。
【板・条】 昨年末、Y2K(コンピューター2000年誤作動)問題に伴う在庫積み増しなどの需要が見られ、年明けの調整を懸念したが、現実にはおう盛な需要があって、このまま突っ走りそうだ。 当初の1―3月までは大丈夫との見通しは足元の受注ベースでいくと、今年前半くらいは好調に推移しそう。
銅、黄銅、リン青銅3条の主な用途は60%くらいが電子部品材料で占められ、最終製品としてパソコン、携帯電話、ゲーム機などに内臓されている。また、自動車の電子化などでパーツ点数が増えているほか、東南アジア、アメリカの景気好調によっても支えられている。
【銅管】 関西地区のエアコンメーカーの生産が立ち上がり始めたが、それと比較すると関東は出遅れているようだ。東のメーカーはスロースタートだが、最終需要期の4―6月の直前になって素材の発注を行ってくる可能性もある。
今冷凍年度のエアコン需要は決して楽観できるものではないが、工場の人員の関係もあって急激な受注ラッシュには簡単にはシフトできないので、ピーク時に大量に納期を迫られるのかどうか、エアコンメーカーの生産動向などを良くウォッチしていきたい。
【黄銅棒】 黄銅棒需要は給排水、バルブなどメーンの住宅向けが立ち上がっていない中、一時よりは底上げされている。自動車部品、PHS、携帯電話の中継基地関連向けなどはまあまあの需要が続いている。
ただ、輸出は台湾、韓国勢に席巻され、成約するケースが減っている。
当面の黄銅棒需要は月2万2000トンレベルで推移しそうだ。
古
河機械金属はこのほど、窒化アルミニウム基板の量産体制を整えることを明らかにした。製造拠点の足尾箔化成工場(栃木県上都賀郡足尾町)内に量産用の設備を1式導入、今年春から本格運転を開始する。投資額は約3億円。これまでは試験設備を用いて少量生産していたが、需要が増えつつあることに対応するもの。同社では主に半導体装置向けに同基板を売り込む計画で、年間4億円の売り上げ計画を立てている。
窒化アルミ基板はセラミックス材料の一種。絶縁性や機械的強度に優れるほか、熱伝導率が高いので放熱性も良い。この基板を半導体分野で利用する場合は表面に銅の配線パターンを作成した後、パワーデバイスなどに組み込む。これに対して、同社では窒化アルミの熱膨脹率がシリコンに近いことに着目。製品は主に半導体製造装置の内部部品として供給する方針。
同社が窒化アルミ基板の事業に進出したのは4年ほど前。これまでは試験設備を用いて同基板を製造、各需要家業界に対してサンプル出荷を行っていた。その品質評価も順調に進んだことから、同社では量産用焼成炉などの導入が不可欠と判断。今回、既存の建屋内に設備を入れて量産体制を整備することにした。量産炉は4月から試運転に入り、5月から本格運転に切り替える予定。
同社の電子材料事業の主力製品は世界トップシェアを誇る高純度金属ヒ素と同3位のガリウム・リン多結晶などで、これらの高純度金属材料はいわき工場(福島県いわき市)で手掛けている。一方の足尾箔化成工場では電解コンデンサー用アルミ箔を製造しているが、新たな収益の柱が求められていた。現在の窒化アルミ基板の売り上げ規模は年間3000万円前後とみられるが、同社では本格生産に踏み切ることで収益向上を狙う考えだ。
窒化アルミ基板はセラミックス材料の一種。絶縁性や機械的強度に優れるほか、熱伝導率が高いので放熱性も良い。この基板を半導体分野で利用する場合は表面に銅の配線パターンを作成した後、パワーデバイスなどに組み込む。これに対して、同社では窒化アルミの熱膨脹率がシリコンに近いことに着目。製品は主に半導体製造装置の内部部品として供給する方針。
同社が窒化アルミ基板の事業に進出したのは4年ほど前。これまでは試験設備を用いて同基板を製造、各需要家業界に対してサンプル出荷を行っていた。その品質評価も順調に進んだことから、同社では量産用焼成炉などの導入が不可欠と判断。今回、既存の建屋内に設備を入れて量産体制を整備することにした。量産炉は4月から試運転に入り、5月から本格運転に切り替える予定。
同社の電子材料事業の主力製品は世界トップシェアを誇る高純度金属ヒ素と同3位のガリウム・リン多結晶などで、これらの高純度金属材料はいわき工場(福島県いわき市)で手掛けている。一方の足尾箔化成工場では電解コンデンサー用アルミ箔を製造しているが、新たな収益の柱が求められていた。現在の窒化アルミ基板の売り上げ規模は年間3000万円前後とみられるが、同社では本格生産に踏み切ることで収益向上を狙う考えだ。
通
産省は28日、99年暦年と12月の非鉄地金統計速報をまとめた。それによると99年の生産は電気銅134万2000トンと前年に比べ5%増、電気鉛22万7000トンと0・2%減、亜鉛63万3000トンと4・2%増。12月の生産は3地金とも微増となった。
三
菱マテリアルは28日、同日の取締役会において神戸製鋼の全額出資子会社である「神鋼コベルコツール」の全株式を1月31日に120億円で取得し、子会社化することを決めたと発表した。
買収後は「エムエムシーコベルコツール株式会社」となる。
買収後は「エムエムシーコベルコツール株式会社」となる。
米
フェルプス・ドッジ社の1999年の売上高は31億1400万ドルで前年比1・7%増、純損益は前年の1億9100万ドルの利益から2億5780万ドルの損失に転落した。第4・四半期の売上高は10億1800万ドル、前年同期比44・0%増、純損失は前年同期の4200万ドルから2億1300万ドルに拡大した。
損益の大幅後退は通年ベースで2億8000万ドル、四半期ベースで2億1700万ドルの特別経費(税引後)計上によるもので、これを差し引くと通年ベースが2200万ドル、第4・四半期は400万ドルの利益となる。特別経費はニュー・メキシコ州のヒダルゴ・スメルター(2億200万ドル)、アリゾナ州のモレンシー事業所(8800万ドル)の評価減などを含むもの。
なお、99年の全銅生産は89万100トンで前年比1・8%増、同販売は118万7800トンで同1・5%増。
損益の大幅後退は通年ベースで2億8000万ドル、四半期ベースで2億1700万ドルの特別経費(税引後)計上によるもので、これを差し引くと通年ベースが2200万ドル、第4・四半期は400万ドルの利益となる。特別経費はニュー・メキシコ州のヒダルゴ・スメルター(2億200万ドル)、アリゾナ州のモレンシー事業所(8800万ドル)の評価減などを含むもの。
なお、99年の全銅生産は89万100トンで前年比1・8%増、同販売は118万7800トンで同1・5%増。
サ
ザン・ペルー・カパー社の1999年の売上高は5億8500万ドルで前年比6・8%減少、純利益は2900万ドルで同47・3%減少した。
99年の銅販売は7億4990万ポンド、同0・3%減、銀は323万6000オンス、同1・6%減、モリブデンは1183万6000ポンド、同22・3%増となったが、平均相場が銅(LME)ポンド当たり71セント(前年75セント)、モリブデン(メタルズウイーク)同2・65ドル(同3・41ドル)、銀(COMEX)オンス当り5・22ドル(同5・514ドル)と低下したため減収減益を余儀なくされた。
99年の銅販売は7億4990万ポンド、同0・3%減、銀は323万6000オンス、同1・6%減、モリブデンは1183万6000ポンド、同22・3%増となったが、平均相場が銅(LME)ポンド当たり71セント(前年75セント)、モリブデン(メタルズウイーク)同2・65ドル(同3・41ドル)、銀(COMEX)オンス当り5・22ドル(同5・514ドル)と低下したため減収減益を余儀なくされた。