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2000.11.10
1. 三重事業所の黄銅条設備を増強 住鉱伸銅
2. アルミ圧延品の8月稼働率84.1%に上昇
3. 上期ニッケル受払い実績 国内販売ともに好調
4. 輸出向け金属ヒ素を11月から値上げ 古河機械
5. 豪ポートケンブラ銅製錬所 来年9万トン生産へ
2. アルミ圧延品の8月稼働率84.1%に上昇
3. 上期ニッケル受払い実績 国内販売ともに好調
4. 輸出向け金属ヒ素を11月から値上げ 古河機械
5. 豪ポートケンブラ銅製錬所 来年9万トン生産へ
住
友金属鉱山伸銅(本社=大阪市鶴見区鶴見1―6―112、資本金50億円、田村詔男社長、従業員126人)は、端子・コネクターなど電子材の需要増に対応するため、2002年までに三重事業所の黄銅条生産設備を増強する計画だ。同社が増強を検討しているのは横型連続鋳造機1基、仕上げ焼鈍炉(APライン)および錫メッキラインの増設など。これら一連の設備増強が整えば、銅・黄銅条の月平均生産キャパは2500トンへと現在より500トン(25%)ほど増加する。
田村社長によると、2000年度上期の銅・黄銅条の生産実績は月平均2000トン弱で前年同期比11%増、下期も2000トンを計画している。銅条と黄銅条の生産比率は25%対75%で、3年前と比較すると銅条が5・アップした。ただ、端子・コネクター、半導体用リードフレームを中心とするおう盛な電子材需要に生産が追いつかないため納期が2カ月もかかっている状態が続き、一部受注を断らざるを得ない、という。
同社長は今後ともアジアを中心にIT(情報技術)向け電子材需要が続くと判断、今後、一段と端子・コネクターに強い会社にするため、このほど三重事業所の設備増強に踏み切る意向を明らかにした。
現在、同社が増強を計画している設備は黄銅条を主体とした横型連続鋳造機1基のほか、APライン(連続酸洗焼鈍炉)そして錫メッキラインの増設。
同社の業績は99年度に黒字転換した後も電子材中心の好況に支えられている。同社長は00年度の業績見通しについて「生産性の向上、歩留まり改善、ISO取得活動など製造現場努力の加え、素条の一部内製化、箔関連投資など一連の投資効果で経常利益段階で黒字計上を見込んでいる」としている。
なお、同社は黄銅線・棒の設備などをサンエツ金属に営業譲渡したことに伴い、9月下旬、大阪事業所を閉鎖、現在、残存設備など跡地利用に向けて準備中で、これにより12月1日付で本社登記を東京営業部(東京と台東区東上野3―1―13)に移転する。ほぼ同時に大阪営業部を大阪市西区靭本町1―7―22、信有三井ビルヂング9F、電話06―6448―1466、FAX06―6448―1469)に新設する。
田村社長によると、2000年度上期の銅・黄銅条の生産実績は月平均2000トン弱で前年同期比11%増、下期も2000トンを計画している。銅条と黄銅条の生産比率は25%対75%で、3年前と比較すると銅条が5・アップした。ただ、端子・コネクター、半導体用リードフレームを中心とするおう盛な電子材需要に生産が追いつかないため納期が2カ月もかかっている状態が続き、一部受注を断らざるを得ない、という。
同社長は今後ともアジアを中心にIT(情報技術)向け電子材需要が続くと判断、今後、一段と端子・コネクターに強い会社にするため、このほど三重事業所の設備増強に踏み切る意向を明らかにした。
現在、同社が増強を計画している設備は黄銅条を主体とした横型連続鋳造機1基のほか、APライン(連続酸洗焼鈍炉)そして錫メッキラインの増設。
同社の業績は99年度に黒字転換した後も電子材中心の好況に支えられている。同社長は00年度の業績見通しについて「生産性の向上、歩留まり改善、ISO取得活動など製造現場努力の加え、素条の一部内製化、箔関連投資など一連の投資効果で経常利益段階で黒字計上を見込んでいる」としている。
なお、同社は黄銅線・棒の設備などをサンエツ金属に営業譲渡したことに伴い、9月下旬、大阪事業所を閉鎖、現在、残存設備など跡地利用に向けて準備中で、これにより12月1日付で本社登記を東京営業部(東京と台東区東上野3―1―13)に移転する。ほぼ同時に大阪営業部を大阪市西区靭本町1―7―22、信有三井ビルヂング9F、電話06―6448―1466、FAX06―6448―1469)に新設する。
日
本アルミニウム協会は、8月のアルミ圧延品稼働率をまとめた。それによると、圧延品全体の稼働率は、84・1%と前年同月比5・4ポイント増加した。輸出の減少で板類はいぜん前年実績を下回るものの、押出類が復調していることを受け、稼働率は改善傾向をたどっている。
品種別では、8月の板類生産が9万8495トンに対し、生産能力11万9370トンで、稼働率は82・5%(前年同月比1・3ポイント減)。数字上はやや落ち込んでいるが、不採算の輸出が内需にシフトしたことで、内容面で改善傾向を示している。
一方、押出類は生産8万6176トン、生産能力10万311トンで、稼働率が85・9%(同12・6ポイント増)となり大幅に上昇した。IT関連を中心とした非建材部門が底堅い状況だ。
品種別では、8月の板類生産が9万8495トンに対し、生産能力11万9370トンで、稼働率は82・5%(前年同月比1・3ポイント減)。数字上はやや落ち込んでいるが、不採算の輸出が内需にシフトしたことで、内容面で改善傾向を示している。
一方、押出類は生産8万6176トン、生産能力10万311トンで、稼働率が85・9%(同12・6ポイント増)となり大幅に上昇した。IT関連を中心とした非建材部門が底堅い状況だ。
2
000年度上期のニッケル受け払い実績がまとまった。それによると国内販売はフェロニッケル2万5015トンと前年同期比9・3%増、ニッケル地金は1万8738トン、11・5%増と好調であった。9月はフェロニッケルは微減、ニッケル地金は微増であった。
【2000年度上期】 フェロニッケルは生産12・5%増、輸出は9・6%増。生産の増加は国内販売の増加と輸出の増加に対応したもの。
ニッケル地金は、生産16・8%増。住友金属鉱山が能力増により増産となったため、生産量が拡大した。販売は、需要活況と生産増によって増えた。
【9月】 フェロニッケルは、生産30・1%増、大平洋金属と住友金属鉱山の生産が増えている。
ニッケル地金は、生産7・5%増、住友金属鉱山の生産が極めて順調に推移している。
【2000年度上期】 フェロニッケルは生産12・5%増、輸出は9・6%増。生産の増加は国内販売の増加と輸出の増加に対応したもの。
ニッケル地金は、生産16・8%増。住友金属鉱山が能力増により増産となったため、生産量が拡大した。販売は、需要活況と生産増によって増えた。
【9月】 フェロニッケルは、生産30・1%増、大平洋金属と住友金属鉱山の生産が増えている。
ニッケル地金は、生産7・5%増、住友金属鉱山の生産が極めて順調に推移している。
古
河機械金属は10月から金属ヒ素を30―40%値上げしたが、これに続いて輸出向けも11月から同程度値上げしている。
金属ヒ素は1グラム当たり18円台の価格にあったが、採算的に問題があったので値上げに踏み切った。IT向けに需要が好調であり、同社は生産増に努めている。当面は、需要の増加が続く見通しで、これに対応して生産販売体制を整えている。
金属ヒ素は1グラム当たり18円台の価格にあったが、採算的に問題があったので値上げに踏み切った。IT向けに需要が好調であり、同社は生産増に努めている。当面は、需要の増加が続く見通しで、これに対応して生産販売体制を整えている。
古
河機械金属の豪ポートケンブラ銅製錬所(年産能力12万トン)は、本年は上期2500トン、下期9000トンの生産となる見通しで、来年は9万トンの生産を予定しているが、課題である連続操業にはまだ至っていないため、年内にも連続操業を行うために態勢を整えている。
同工場は、設備の不具合が生じて、連続操業出来ないでいるが、ようやく設備の全般的な手直しが終了し、設備的には連続操業できる態勢になったとしている。
今後は、操業技術の問題となっており、比較的長く運転できるようになりつつある。このため、さらに操業技術を上げて連続運転へ向けて従業員の訓練を行っている。来年は9万トンの生産を行う計画になっているが、それにはもう一つ操業技術を向上させる必要があるとみられる。
当面の出荷は隣接する電線・伸銅工場向けとなる方向で、来年もほとんどが隣接の工場向けになるようだ。
同工場は、設備の不具合が生じて、連続操業出来ないでいるが、ようやく設備の全般的な手直しが終了し、設備的には連続操業できる態勢になったとしている。
今後は、操業技術の問題となっており、比較的長く運転できるようになりつつある。このため、さらに操業技術を上げて連続運転へ向けて従業員の訓練を行っている。来年は9万トンの生産を行う計画になっているが、それにはもう一つ操業技術を向上させる必要があるとみられる。
当面の出荷は隣接する電線・伸銅工場向けとなる方向で、来年もほとんどが隣接の工場向けになるようだ。