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2001.02.15
1. 伸銅品事業の競争力を強化へ 日立電線
2. Fニッケル内販5万トン台を回復 2000年実績
3. 超硬工具製品を10%値上げ 住友電工
4. 鉛建値を4000円上げ9万6000円に改定 三菱マテ
2. Fニッケル内販5万トン台を回復 2000年実績
3. 超硬工具製品を10%値上げ 住友電工
4. 鉛建値を4000円上げ9万6000円に改定 三菱マテ
日
立電線は、伸銅品事業の競争力と収益基盤を強化するため、(1)銅条は半導体用異形条など得意品種を軸としたIT・エレクトロニクス関連向け製品の拡販(2)銅管はユーザーニーズに沿った新製品の開発と海外生産の拡充(3)電気用伸銅品でのSCM(サプライ・チェーン・マネジメント)の構築を含む供給体制の合理化―を重点に取り組む方針。泉頭篤二常務・伸銅事業本部長が14日、最近の同本部の状況と今後の見通しなどについて明らかにした。
同社は96年から5年間にわたって、伸銅品の製造拠点である土浦工場に約200億円を投資して銅条の生産能力増強など生産体制を拡充。これがIT関連向け需要の増加の中で威力を発揮し、昨年10月以降はフル操業の状態を持続中。
リードフレーム材、光海底ケーブル向けなどをはじめとして、銅条の生産は5千数百トン、電気用伸銅品は1500トンといずれもIT関連向けの高水準の生産・出荷が続き、銅管の3000トン強を加えて月間1万トンの高水準を維持している。
IT関連向け需要は昨年末から調整期に入っているが、受注残の消化もあって「3月末ないし来期(4―6月)初めまでは現行レベルの生産が続く」(泉頭常務)と見込んでおり、季節的要因による銅管の増加見通しを含めて高水準の操業を予想。
銅条は自動車や家電機器の電源系パワートランジスタ向けに供給、世界第1位のシェアを持つ異形条など得意品種を軸とした事業展開を進める。
銅管はエアコンメーカーの製造拠点の海外シフトなどを背景に生産は伸び悩んでいる。これに対応して、99年10月にタイでオウトクンプ社グループとの合弁会社「オートクンプ・ヒタチ・カッパー・チューブ社」(OHCT)を立ち上げたのに続いて、エアコンの最大市場とみられている中国の上海に古河電工と現地資本との合弁による銅管メーカー「上海日光銅業有限公司」を昨年末に設立、来年後半から生産を始める予定。
日立電線は70年代に高性能銅管として普及している内面溝付銅管の開発に成功するなど、銅管事業では伝統的な技術開発力を持つ。国内の銅管市場の鈍化傾向は避けられない見通しだが、海外拠点の整備とともに、培った製品開発力を発揮して「ユーザーの新たなニーズに対応していく過程で販売を増加させていく」(泉頭常務)としている。
同社は96年から5年間にわたって、伸銅品の製造拠点である土浦工場に約200億円を投資して銅条の生産能力増強など生産体制を拡充。これがIT関連向け需要の増加の中で威力を発揮し、昨年10月以降はフル操業の状態を持続中。
リードフレーム材、光海底ケーブル向けなどをはじめとして、銅条の生産は5千数百トン、電気用伸銅品は1500トンといずれもIT関連向けの高水準の生産・出荷が続き、銅管の3000トン強を加えて月間1万トンの高水準を維持している。
IT関連向け需要は昨年末から調整期に入っているが、受注残の消化もあって「3月末ないし来期(4―6月)初めまでは現行レベルの生産が続く」(泉頭常務)と見込んでおり、季節的要因による銅管の増加見通しを含めて高水準の操業を予想。
銅条は自動車や家電機器の電源系パワートランジスタ向けに供給、世界第1位のシェアを持つ異形条など得意品種を軸とした事業展開を進める。
銅管はエアコンメーカーの製造拠点の海外シフトなどを背景に生産は伸び悩んでいる。これに対応して、99年10月にタイでオウトクンプ社グループとの合弁会社「オートクンプ・ヒタチ・カッパー・チューブ社」(OHCT)を立ち上げたのに続いて、エアコンの最大市場とみられている中国の上海に古河電工と現地資本との合弁による銅管メーカー「上海日光銅業有限公司」を昨年末に設立、来年後半から生産を始める予定。
日立電線は70年代に高性能銅管として普及している内面溝付銅管の開発に成功するなど、銅管事業では伝統的な技術開発力を持つ。国内の銅管市場の鈍化傾向は避けられない見通しだが、海外拠点の整備とともに、培った製品開発力を発揮して「ユーザーの新たなニーズに対応していく過程で販売を増加させていく」(泉頭常務)としている。
2
000暦年のニッケル受け払い実績がこのほどまとまった。それによると、フェロニッケルの内販量は5万448トンと前年に比べ8・7%増、輸出は2万2488トンで4・3%伸びた。ニッケル地金の販売量は3万8798トンと14・8%増加した。また、12月の販売もフェロニッケル、ニッケル地金ともに前年を上回った。
昨年1―12月実績をみると、フェロニッケルの生産は前年に比べ11・3%増えた。メーカーがステンレス需要の回復を背景に生産を拡大した。内需はステンレス向けの回復で2年ぶりに5万トン台を回復。輸出も韓国、台湾向けに2万2488トンと4・3%増加したため、販売量は合計7万2936トンと7・3%伸びた。
一方、ニッケル地金の生産は自社生産3万6230トンで18・9%増、受け入れ2568トンで22・6%減、合計3万8798トンで14・8%増。住友金属鉱山が生産能力を月3000トン体制に増強し、フル操業したことによる。販売量はIT関連の需要好調を背景に2ケタ増加した。
12月単月の受け払い実績では、フェロニッケルの生産が6328トンで前年同月に比べて3・2%減。内需は4270トンと7・9%増、輸出は1612トンで34・5%減。内需は回復したが、輸出は前の年が高水準であったことによる反動で大幅減。
ニッケル地金は生産3079トンで1・3%増、販売3339トンで7・7%伸びた。
昨年1―12月実績をみると、フェロニッケルの生産は前年に比べ11・3%増えた。メーカーがステンレス需要の回復を背景に生産を拡大した。内需はステンレス向けの回復で2年ぶりに5万トン台を回復。輸出も韓国、台湾向けに2万2488トンと4・3%増加したため、販売量は合計7万2936トンと7・3%伸びた。
一方、ニッケル地金の生産は自社生産3万6230トンで18・9%増、受け入れ2568トンで22・6%減、合計3万8798トンで14・8%増。住友金属鉱山が生産能力を月3000トン体制に増強し、フル操業したことによる。販売量はIT関連の需要好調を背景に2ケタ増加した。
12月単月の受け払い実績では、フェロニッケルの生産が6328トンで前年同月に比べて3・2%減。内需は4270トンと7・9%増、輸出は1612トンで34・5%減。内需は回復したが、輸出は前の年が高水準であったことによる反動で大幅減。
ニッケル地金は生産3079トンで1・3%増、販売3339トンで7・7%伸びた。
住
友電工はこのほど、超硬工具製品を10%程度値上げすることを決めた。タンタル、タングステンなど超硬合金の主要原料の高騰に対応するためで、3月1日受注分から実施する。同業他社も追随する見通しだ。
値上げ対象製品は超硬合金素材、超硬スローアウェイチップ(サーメット含む)、超硬ドリルの3品種で、上げ幅はいずれも10%程度になる。
タンタル、タングステンなど超硬合金の主要原料は昨年来、世界的な品薄状態が続き、価格が高騰している。このため同社は原料歩留まりの向上、加工費削減、リサイクル促進などで低コスト化を図ってきたが、「原料価格の高騰は企業努力で抗しきれない水準にあり、事業の存続も危うくする事態にある」と値上げに対する理解を求めている。
主原料のタングステンは全世界の供給の80%を中国に依存している。同国のタングステン原料(パラタングステン酸アンモニウム=APT)の輸出が昨年夏から大幅に削減されたことにより、APTの国際相場は昨年前半の約50ドル/10キログラムから急騰、現在は約85ドル/同と70%も上昇。今年も品薄で一段の上昇が見込まれている。
また、超硬合金の耐欠損性・耐熱性を向上するためのタンタルは携帯電話・パソコン用蓄電池向けの需要増大で昨年春から供給はひっ迫。価格もタンタル炭化粉末で昨年初めキロ1万8000―2万円であったが、今年初めに約5倍に高騰、さらに上昇傾向が予想されている。
値上げ対象製品は超硬合金素材、超硬スローアウェイチップ(サーメット含む)、超硬ドリルの3品種で、上げ幅はいずれも10%程度になる。
タンタル、タングステンなど超硬合金の主要原料は昨年来、世界的な品薄状態が続き、価格が高騰している。このため同社は原料歩留まりの向上、加工費削減、リサイクル促進などで低コスト化を図ってきたが、「原料価格の高騰は企業努力で抗しきれない水準にあり、事業の存続も危うくする事態にある」と値上げに対する理解を求めている。
主原料のタングステンは全世界の供給の80%を中国に依存している。同国のタングステン原料(パラタングステン酸アンモニウム=APT)の輸出が昨年夏から大幅に削減されたことにより、APTの国際相場は昨年前半の約50ドル/10キログラムから急騰、現在は約85ドル/同と70%も上昇。今年も品薄で一段の上昇が見込まれている。
また、超硬合金の耐欠損性・耐熱性を向上するためのタンタルは携帯電話・パソコン用蓄電池向けの需要増大で昨年春から供給はひっ迫。価格もタンタル炭化粉末で昨年初めキロ1万8000―2万円であったが、今年初めに約5倍に高騰、さらに上昇傾向が予想されている。
三
菱マテリアルは14日、2月積み鉛建値をトン当たり4000円引き上げて同9万6000円に改定すると発表した。平均建値は9万4900円となる。
14日入電のLME鉛セツルメントは510ドルで円換算6万104円、関税2700円を加えると6万2804円、諸掛かりを3万3197円と算出した。99年7月以来の高値。
14日入電のLME鉛セツルメントは510ドルで円換算6万104円、関税2700円を加えると6万2804円、諸掛かりを3万3197円と算出した。99年7月以来の高値。