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2001.02.21
1. 昨年の銅スクラップ輸出 初の10万トン突破
2. メタルハニカム触媒を開発 田中貴金属工業
3. ベースチタン合金をクラブヘッドに初採用 住金
4. 昨年の電線品種別出荷 VVRを除き5品種増加
5. 加熱炉セラミックコーティング事業へ 日鉱エンジ
2. メタルハニカム触媒を開発 田中貴金属工業
3. ベースチタン合金をクラブヘッドに初採用 住金
4. 昨年の電線品種別出荷 VVRを除き5品種増加
5. 加熱炉セラミックコーティング事業へ 日鉱エンジ
財
務省が20日発表した2000暦年(1―12月)の非鉄金属輸出通関実績によると、銅くずは11万853トンに達し、初めて大台を突破した。主力は中国向けで香港を除いても10万トン台に乗せ、引き続き拡大している。一方、国内需給タイトを映して鉛と亜鉛地金は大きく落ち込んだ。
銅くずは、12月も1万2742トンと単月ベースでの記録を更新、総量は11万853トンにまで膨らみ、前年同期比30%増となった。昨年は複数回、1万トンを超える月があり、数年前に指摘されていた輸出規模月間5000トンは、短期間の内に倍増したことになる。
中国向けだけで10万4708トンに達して総量の94%を占め、香港向けも含めると同96%と他国を圧倒した。向け先3位となったのがベトナムで、銅くずの輸出に関しては、韓国や台湾のカゲが薄れている。
他に増加傾向を示したのが、その他銅合金で、前年同期1786トンから9614トンへ5倍強伸びた。一方、鉛は、地金が同4351トンから約3分の1の1564トンへと急減、くずも同9368トンから5164トンへとおよそ半減した。また、亜鉛地金も99・99%以上が同2万6548トンから1万5322トンへ、99・99%未満が同4万4287トンから3万5774トンへと、それぞれ大きく後退した。他に青銅地金も半減。
電気銅は、陰極銅およびその断片が同29万5065トンから27万7383トンへと約6%減少するなど、内需に回った傾向がうかがえる結果となった。
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銅くずは、12月も1万2742トンと単月ベースでの記録を更新、総量は11万853トンにまで膨らみ、前年同期比30%増となった。昨年は複数回、1万トンを超える月があり、数年前に指摘されていた輸出規模月間5000トンは、短期間の内に倍増したことになる。
中国向けだけで10万4708トンに達して総量の94%を占め、香港向けも含めると同96%と他国を圧倒した。向け先3位となったのがベトナムで、銅くずの輸出に関しては、韓国や台湾のカゲが薄れている。
他に増加傾向を示したのが、その他銅合金で、前年同期1786トンから9614トンへ5倍強伸びた。一方、鉛は、地金が同4351トンから約3分の1の1564トンへと急減、くずも同9368トンから5164トンへとおよそ半減した。また、亜鉛地金も99・99%以上が同2万6548トンから1万5322トンへ、99・99%未満が同4万4287トンから3万5774トンへと、それぞれ大きく後退した。他に青銅地金も半減。
電気銅は、陰極銅およびその断片が同29万5065トンから27万7383トンへと約6%減少するなど、内需に回った傾向がうかがえる結果となった。
12月単月では、堅調だったのが銅くず、その他の銅合金で品目が限られた。減少が目立ったのは、白系地金と青銅地金など。
田
中貴金属工業(本社=東京・茅場町)は20日、生ゴミなどから発生する有機系ガス脱臭・浄化するメタルハニカム触媒(白金族担持触媒)を開発したと発表した。子会社の田中貴金属販売(東京・京橋)を通じて関連装置メーカーに初年度1億円、5年後15億円の販売を見込む。
同社は触媒基体に従来のセラミックに代替してステンレスを使用したほか、白金系触媒活性物質や同物質をステンレスに担持させるウオッシュコート(活性物質分散材)に独自のノウハウを駆使して開発。
主な特徴は、(1)ハニカム内部壁が従来より薄く、圧力損失が小さい(2)セラミックより熱伝導の高いステンレスを使用、短時間で触媒活性温度に達する(3)触媒表面積を拡大し触媒活性を従来品より30%向上、物質の分解・浄化温度は下がり、装置の小型化も可能。価格は従来品と同等。
田中貴金属販売はすでに生ゴミ処理用に触媒を試験的に販売し市場の40%を確保しており、今後は汚泥処理、工場排ガス、減菌ガス処理用の装置メーカーに拡販する。
同社は触媒基体に従来のセラミックに代替してステンレスを使用したほか、白金系触媒活性物質や同物質をステンレスに担持させるウオッシュコート(活性物質分散材)に独自のノウハウを駆使して開発。
主な特徴は、(1)ハニカム内部壁が従来より薄く、圧力損失が小さい(2)セラミックより熱伝導の高いステンレスを使用、短時間で触媒活性温度に達する(3)触媒表面積を拡大し触媒活性を従来品より30%向上、物質の分解・浄化温度は下がり、装置の小型化も可能。価格は従来品と同等。
田中貴金属販売はすでに生ゴミ処理用に触媒を試験的に販売し市場の40%を確保しており、今後は汚泥処理、工場排ガス、減菌ガス処理用の装置メーカーに拡販する。
住
友金属工業は20日、同社のベータチタン合金(SAT―2041)がゴルフのクラブヘッドに初めて採用されたと発表した。ブリヂストンとつるやゴルフのドライバーとアイアンに採用されたもので、これを皮切りにクラブヘッド用に内外で年100トンの販売を目標としている。
このクラブヘッドは2001年春のモデルとして発売される。ブリヂストンは、「ツアーステージ」ドライバーV800、「ビーム」(ドライバー2種類、アイアン1種類)。つるやゴルフは「アクセル」フォージドベータシリーズ(ドライバー3種類、アイアン1種類)。
SAT―2041は、同社が開発し特許を取得したチタン合金で、バナジウムを20%、アルミを4%、錫を1%含む、高強度高延性とともに優れた冷間加工性を有する。
この合金は、既に眼鏡のフレームや自転車のギアなどで使用されている。
今回のモデルは、SAT―2041をフェース材としてのみ使用しているが、冷間圧延で厚さ1ミリ程度の薄い板も容易に製造できるため、クラブヘッドのクラウンやソール部分への適用も検討していく。
このクラブヘッドは2001年春のモデルとして発売される。ブリヂストンは、「ツアーステージ」ドライバーV800、「ビーム」(ドライバー2種類、アイアン1種類)。つるやゴルフは「アクセル」フォージドベータシリーズ(ドライバー3種類、アイアン1種類)。
SAT―2041は、同社が開発し特許を取得したチタン合金で、バナジウムを20%、アルミを4%、錫を1%含む、高強度高延性とともに優れた冷間加工性を有する。
この合金は、既に眼鏡のフレームや自転車のギアなどで使用されている。
今回のモデルは、SAT―2041をフェース材としてのみ使用しているが、冷間圧延で厚さ1ミリ程度の薄い板も容易に製造できるため、クラブヘッドのクラウンやソール部分への適用も検討していく。
全
国電線工業組合が20日発表した2000歴年の電線品種別出荷実績によると、VVRを除く5品種が前年実績を上回った。
建設関連品では、VVRが前年に比べ4・6%減の1万2703トンと4年連続で減少、VVFは6・4%増の6万2082トンと2年連続で増加、CTは7・1%増の3923トンと4年ぶりに増加。工事用電線はIT関連施設の投資増加や、大店法の改正に伴う総合スーパーの建設ラッシュなどで堅調。ただ、VVRはCVへの代替などが響いて低調。
一方、エレクトロニクス関連品はIT関連品の需要好調を反映し、プラスチック絶縁コードが前年に比べ5・4%増の2万2138トンと4年ぶりに増加、機器配線用電線は4・7%増の2万9294トンと3年ぶりに増加、巻線も5・7%増の17万9874トンと5年ぶりに増加に転じた。
12月単月の出荷実績は4品種が増加。VVRが連続6カ月減少、VVFは連続2カ月の減少、CTは2カ月ぶりに増加。また、プラスチック絶縁コードは連続8カ月増加、機器配線用電線は連続4カ月増加、巻線は連続7カ月の増加。
建設関連品では、VVRが前年に比べ4・6%減の1万2703トンと4年連続で減少、VVFは6・4%増の6万2082トンと2年連続で増加、CTは7・1%増の3923トンと4年ぶりに増加。工事用電線はIT関連施設の投資増加や、大店法の改正に伴う総合スーパーの建設ラッシュなどで堅調。ただ、VVRはCVへの代替などが響いて低調。
一方、エレクトロニクス関連品はIT関連品の需要好調を反映し、プラスチック絶縁コードが前年に比べ5・4%増の2万2138トンと4年ぶりに増加、機器配線用電線は4・7%増の2万9294トンと3年ぶりに増加、巻線も5・7%増の17万9874トンと5年ぶりに増加に転じた。
12月単月の出荷実績は4品種が増加。VVRが連続6カ月減少、VVFは連続2カ月の減少、CTは2カ月ぶりに増加。また、プラスチック絶縁コードは連続8カ月増加、機器配線用電線は連続4カ月増加、巻線は連続7カ月の増加。
ジ
ャパンエナジーの子会社、日鉱エンジニアリング(本社=埼玉県戸田市、小田裕司社長)は20日、加熱炉セラミックコーティング事業を3月から開始すると発表した。
この事業は、石油精製や石油化学などの分野で使われる管式加熱炉の加熱管と内壁にセラミックコーティングを施し、熱放射率を改善するもの。同種の技術は寿命の点で難点があり、実用化されていなかった。
同社は、米国のセラミック&マテリアルテクノロジーズ社(本社=ルイジアナ州)が開発したセラミックコーティング材料および技術に着目して実証テストを重ねた結果、加熱炉燃料使用量およびCO2排出量の数%の削減効果と、NOXの20―40%削減を確認。今後は対流部、空気予熱器も含めた加熱炉の伝熱計算モデルを開発し、需要家別の効果を定量的に評価できる体制を整える。
この事業は、石油精製や石油化学などの分野で使われる管式加熱炉の加熱管と内壁にセラミックコーティングを施し、熱放射率を改善するもの。同種の技術は寿命の点で難点があり、実用化されていなかった。
同社は、米国のセラミック&マテリアルテクノロジーズ社(本社=ルイジアナ州)が開発したセラミックコーティング材料および技術に着目して実証テストを重ねた結果、加熱炉燃料使用量およびCO2排出量の数%の削減効果と、NOXの20―40%削減を確認。今後は対流部、空気予熱器も含めた加熱炉の伝熱計算モデルを開発し、需要家別の効果を定量的に評価できる体制を整える。