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2001.02.28
1. 黄銅棒業界が転換期を迎える
2. 昨年の銅電線需給実績 出荷3年ぶりに増加
3. 1月非鉄輸出通関 銅くずが前年比50%増
4. 1月アルミ輸出通関 軽圧品5ヵ月連続減
5. 高純度ジルコニア粉末増強 住友大阪セメント
2. 昨年の銅電線需給実績 出荷3年ぶりに増加
3. 1月非鉄輸出通関 銅くずが前年比50%増
4. 1月アルミ輸出通関 軽圧品5ヵ月連続減
5. 高純度ジルコニア粉末増強 住友大阪セメント
黄
銅棒業界が転換点を迎えている。00年に月間2万4000―2万6000トン台の高水準で推移してきた生産が1月で前月比約10%の減少(2万3220トン)に転じたことで、先行きの需要推移と、値下げに転じた黄銅削り粉など原料面も含めて今後の展開が注目されている。
IT関連向け需要の調整局面により伸銅品生産が減少に転じた中で、黄銅棒業界もピークを越え減少局面に入った。「昨年12月ごろとは様変わりの様相を呈しており、細物などを除いて納期は1―1・5カ月に正常化している」「2月の販売は前月比5―10%減となるなど調整の影響が顕著に表れている」(大手問屋)。
ただ、1月も含めて前年同月比では10月以降、4カ月連続の2ケタ台の伸びを持続している。1月の生産2万3220トンのうち、輸出向けは前月比、前年同月比とも減少したのに対し、内需向け(2万2389トン)は前月比10%減だが、前年同月比では13%増加で高水準を維持。
IT関連製造設備向けは減少しているものの、自動車、床暖房、防犯用カギ向けなどは堅調さを持続しており、「1月の生産減は稼働日数減に伴う面もあり、2―3月以降の推移を見守る必要がある」との指摘も出ている。
黄銅棒業界の残業を除く実稼働能力は足元で月間2万4000トンとされており、1月の2万3000トン台は相当高い生産水準を維持していると言える。長期の収益難からようやく水面上に浮上しようとしている黄銅棒各社はこれから正念場を迎える。
IT関連向け需要の調整局面により伸銅品生産が減少に転じた中で、黄銅棒業界もピークを越え減少局面に入った。「昨年12月ごろとは様変わりの様相を呈しており、細物などを除いて納期は1―1・5カ月に正常化している」「2月の販売は前月比5―10%減となるなど調整の影響が顕著に表れている」(大手問屋)。
ただ、1月も含めて前年同月比では10月以降、4カ月連続の2ケタ台の伸びを持続している。1月の生産2万3220トンのうち、輸出向けは前月比、前年同月比とも減少したのに対し、内需向け(2万2389トン)は前月比10%減だが、前年同月比では13%増加で高水準を維持。
IT関連製造設備向けは減少しているものの、自動車、床暖房、防犯用カギ向けなどは堅調さを持続しており、「1月の生産減は稼働日数減に伴う面もあり、2―3月以降の推移を見守る必要がある」との指摘も出ている。
黄銅棒業界の残業を除く実稼働能力は足元で月間2万4000トンとされており、1月の2万3000トン台は相当高い生産水準を維持していると言える。長期の収益難からようやく水面上に浮上しようとしている黄銅棒各社はこれから正念場を迎える。
日
本電線工業会がまとめた2000年(1―12月)の電線受注・出荷実績によると、銅電線の受注は前年比3・3%増の93万3982トンと4年ぶりに増加、出荷も同4・1%増の93万9686トンと3年ぶりに増加した。IT関連の設備投資増加や総合スーパーの建設ラッシュなどを背景に、建設・電販向け出荷が2ケタ伸びた。
受注は、銅量ベースで内需88万トンと前年に比べ3・8%増、輸出4万8153トンと5・7%減。内需は電気機械、建設・電販向けの2部門が前年を上回り、全体を押し上げた。
出荷は内需89万トンと3・7%増、輸出は2ケタ増。内需はIT関連品の好調により電気機械向け5・4%増の24万トン、建設・電販向け13%増の39万トンと同2部門で構成比67%(99年は63%)を占めた。一方、通信向けは光ケーブル化や通信会社の設備投資抑制などにより34・9%減、電力向けも電力会社の投資抑制で8・4%減少した。
出荷金額は内需9828億円(前年比1・4%増)、輸出584億円(同10・6%増)、合計1兆413億円(同1・9%増)。内需は通信409億円(前年比27・3%減)、電力693億円(同14・7%減)、電気機械2479億円(同2・9%増)、自動車2991億円(同4・9%増)、建設・電販2570億円(同8・9%増)、その他内需683億円(同1・5%減)。
また、心線販売は930億円(同12・3%増)。光製品は4126億円(同31・8%増)、うち光ケーブル・コードは1473億円(同12・1%増)。
受注は、銅量ベースで内需88万トンと前年に比べ3・8%増、輸出4万8153トンと5・7%減。内需は電気機械、建設・電販向けの2部門が前年を上回り、全体を押し上げた。
出荷は内需89万トンと3・7%増、輸出は2ケタ増。内需はIT関連品の好調により電気機械向け5・4%増の24万トン、建設・電販向け13%増の39万トンと同2部門で構成比67%(99年は63%)を占めた。一方、通信向けは光ケーブル化や通信会社の設備投資抑制などにより34・9%減、電力向けも電力会社の投資抑制で8・4%減少した。
出荷金額は内需9828億円(前年比1・4%増)、輸出584億円(同10・6%増)、合計1兆413億円(同1・9%増)。内需は通信409億円(前年比27・3%減)、電力693億円(同14・7%減)、電気機械2479億円(同2・9%増)、自動車2991億円(同4・9%増)、建設・電販2570億円(同8・9%増)、その他内需683億円(同1・5%減)。
また、心線販売は930億円(同12・3%増)。光製品は4126億円(同31・8%増)、うち光ケーブル・コードは1473億円(同12・1%増)。
財
務省は27日、1月非鉄金属輸出通関実績を発表した。それによると、銅くずが前年同月比で1・5倍と堅調な伸びを示した一方、電気銅や白系地金が減少した。
銅くずは、7266トンが輸出された。前月(12月)の1万トン超の水準から比べると大きく落ち込んだものの、これは新年立ち上がりという「季節要因」が影響したものと推測される。
前年同月比では50%増と引き続き増加傾向にある。半面、単価は前年同月のキロ32・7円から47・5円へ約50%値上がりした。
国内需給タイト化から、鉛地金は前年同月219トンから3分の1まで減少、75トンにとどまった。
減少幅が大きかったのは、亜鉛地金99・99%以上が同2173トンから927トンへ、陰極銅およびその断片も同2万4505トンから1万5927トンへと、それぞれ半減した。
銅くずは、7266トンが輸出された。前月(12月)の1万トン超の水準から比べると大きく落ち込んだものの、これは新年立ち上がりという「季節要因」が影響したものと推測される。
前年同月比では50%増と引き続き増加傾向にある。半面、単価は前年同月のキロ32・7円から47・5円へ約50%値上がりした。
国内需給タイト化から、鉛地金は前年同月219トンから3分の1まで減少、75トンにとどまった。
減少幅が大きかったのは、亜鉛地金99・99%以上が同2173トンから927トンへ、陰極銅およびその断片も同2万4505トンから1万5927トンへと、それぞれ半減した。
財
務省が27日発表した1月のアルミ輸出通関実績によると、軽圧品(箔を含む)は、2万944トンで前年同月比1・1%減となり、5カ月連続マイナスとなった。アジア向けの板材輸出がいぜん低迷しており、回復基調にはあるものの、足取りはゆっくりしている。
スクラップは2964トンと前年同月比150・8%増を記録し、9カ月続けて高い伸びを示した。地金類は865トンで同2・4%増と2カ月ぶりに増加に転じた。
軽圧品の内訳は、板類1万4034トン(前年同月比2・5%減)、押出類1611トン(同15・6%減)、箔類5299トン(同9・1%増)。
スクラップは2964トンと前年同月比150・8%増を記録し、9カ月続けて高い伸びを示した。地金類は865トンで同2・4%増と2カ月ぶりに増加に転じた。
軽圧品の内訳は、板類1万4034トン(前年同月比2・5%減)、押出類1611トン(同15・6%減)、箔類5299トン(同9・1%増)。
住
友大阪セメントは27日、光ファイバー用コクター部品のフェルールの需要拡大に対応し、ジルコニア粉末の製造設備を新設、8月までに生産能力を3倍の年産300トンに拡大する、と発表した。
設備投資額は十数億円。今回の増強により、現在約6億円の同製品売上高を2003年度に20億円に引き上げる。同社は貝塚事業所(大阪府貝塚市)で、主にファインセラミックス向けジルコニア粉末を製造。フェルール向けの需要増加により、昨年に生産能力を従来の年産60トンから100トンに拡大した。今回製造設備を集約し、同事業所内に年産300トンの最新プラントを建設する。新プラントの着工は4月、完成は8月の予定。
ジルコニアは他のセラミックスに比べて強度や耐磨耗性が優れ、光コネクター同士接続した際に発生する光情報のロスを最小化できる特性を有している。このためコネクター部品であるフェルールやスリーブに欠かせない原料であるジルコニアは、フェルールメーカー各社の相次ぐ増産に伴い、需給はひっ迫状況にある。
設備投資額は十数億円。今回の増強により、現在約6億円の同製品売上高を2003年度に20億円に引き上げる。同社は貝塚事業所(大阪府貝塚市)で、主にファインセラミックス向けジルコニア粉末を製造。フェルール向けの需要増加により、昨年に生産能力を従来の年産60トンから100トンに拡大した。今回製造設備を集約し、同事業所内に年産300トンの最新プラントを建設する。新プラントの着工は4月、完成は8月の予定。
ジルコニアは他のセラミックスに比べて強度や耐磨耗性が優れ、光コネクター同士接続した際に発生する光情報のロスを最小化できる特性を有している。このためコネクター部品であるフェルールやスリーブに欠かせない原料であるジルコニアは、フェルールメーカー各社の相次ぐ増産に伴い、需給はひっ迫状況にある。