2001.03.01
日 鉱金属と三井金属鉱業は銅製錬関連事業に関する業務提携の第2弾として買鉱エージェント会社の設立を決めた。これは2月28日、両社が発表したもので、新会社は両社共同出資による「ユナイテッド・カッパー・リソース(株)」を3月16日に設立、4月1日からの営業開始を目標に展開する。

 新会社は厳しさがますます予想される買鉱市場で両社提携の効果を上げるため発足するわけである。

 主要事業は銅精鉱の調達を目的に買鉱交渉におけるエージェントとして機能を発揮するとともに、その他の買鉱関連業務の受託も行う。

 新会社の概要は次の通り。

 本社は東京都港区虎ノ門1丁目、パンパシフィック・カッパー(株)本社内。代表者は久留嶋毅・代表取締役社長(日鉱金属取締役、パンパシフィック・カッパー(株)代表取締役社長)と池澤登・代表取締役(三井金属銅事業本部営業部長)。資本金は1200万円。取り扱い精鉱数量は年間160万トン。

 従業員数は10人程度。

 なお、新会社はLG―ニッコー・カッパー社とも銅精鉱調達分野で業務提携を推進する。これは日鉱金属、三井金属鉱業の両社が先に共同出資先であるLG―ニッコー・カッパー社との間で、銅精鉱調達、操業資材調達、操業技術、エンジニアリング、市場開拓などの広範囲な分野で包括的業務提携を締結したため、その一環として実施するもの。

経 済産業省は28日、1月の非鉄地金・加工品統計速報をまとめた。それによると地金の出荷は電気銅12万8937トンと前年同月比9・6%増、電気鉛は1万7643トン3・2%減、亜鉛は4万8170トン1・5%増と銅の出荷増が目立つ。

 電気銅は、生産は6・7%増と増産体制にある。電気鉛生産は1・2%増。亜鉛生産は0・7%増とほぼ横ばいであったが、出荷は1・5%増、ただし、前月比での出荷は9・8%減と季節的要因と亜鉛鉄板向けの減少で目立って減った。

日 本アルミニウム協会は28日、1月のアルミ圧延品・箔の需給速報を発表した。それによると、圧延品の生産は、板・押出合わせて18万3485トン、前年同月比1・1%増となり、6カ月連続プラスを記録。また、出荷は同1・5%増の18万5953トンで、20カ月続けて増加した。自動車向けなどがいぜん堅調であることに加え、輸出のマイナス幅縮小などにより、わずかながら前年実績を上回った。

 1月の圧延品需給の内訳は、板類生産9万8653トン(同1・1%増)、出荷10万884トン(同1・9%増)で、生産が4カ月連続、出荷は2カ月ぶりのプラスに転じた。

 また、押出類は、生産8万4832トン(同1・2%増)、出荷8万5069トン(同1・1%増)で、それぞれ15カ月続けて増加。牽引役の半導体製造装置向けで不透明感が台頭するものの、おおむね底堅い状態を保った。

 箔については、生産1万2008トン(同5・0%増)、出荷1万1480トン(同2・0%増)で、生産が22カ月、出荷は23カ月連続のプラス。主力のコンデンサーがいぜん好調で、全体の数量を押し上げている。

 一方、1月末の在庫は、板類が6万2974トン(同1・0%増)、押出類1万7467トン(同13・4%減)で、圧延品の合計は8万441トン(同2・5%減)。また、箔は6917トン(同0・4%増)となった。

経 済産業省は28日、1月のアルミ建材生産・出荷速報を発表した。それによると、生産は前年同月比1・1%減の3万7071トンで、2カ月ぶりに減少。また、出荷は同横ばいの3万6800トンとなった。ビルサッシは復調傾向だが、主力の一般住宅サッシが不安定で、わずかに前年の数字(生産量)を下回っている。

 品種別に見ると、木造住宅用サッシは、生産1万4633トン(同1・4%減)、出荷1万5051トン(同1・2%増)で、生産は2カ月ぶりマイナス、出荷は2カ月続けて増加した。

 一方、ビル用サッシは、生産1万2107トン(同2・3%増)、出荷1万1957トン(同3・0%増)となり4カ月続けてプラス。

 また、アルミドアは、生産2750トン(同13・6%減)、出荷2699トン(同12・9%減)。これにより、生産は15カ月、出荷は8カ月連続のマイナスとなった。

 なお、アルミエクステリアは、生産7581トン(同0・7%減)、出荷7093トン(同2・0%減)で、ともに3カ月続けて減少した。