2001.04.10
2 001年度の銅・鉛・亜鉛3地金の特恵地金通関は日別管理から月別管理になったことにより、4月の入関量は5月にならないと発表されないが、銅と亜鉛は前年(銅4万1243トン、亜鉛3万6397トン)並みか下回る見通し。鉛は前年(2046トン)を上回り、それぞれシーリング枠(銅3万7000トン、鉛6000トン、亜鉛2万トン)を超えるか、またはその枠に近い数量になると予想されている。

 通関の取りまとめを行っている東京税関によると、4月の入関量がシーリング枠を超えた場合は5月の前半に適用停止を発表し、5月16日から停止となる。

 適用停止が発表されても最長で5月15日までの通関が認められる。このため最初から5月前半入着で船積みしている地金もあるとみられる。

 したがって、銅と亜鉛は4月の段階でシーリング枠を超えない可能性もあり、5月で超えれば、6月15日で適用停止となる。

 日別管理から月別管理に移行し、無税から有税(銅1・8%、鉛キロ当たり540円、同1720円)になることによって通関数量が読みにくくなっているが、結局、銅と亜鉛は国内需要停滞による国内需給緩和で昨年と比べて横ばいか下回る。鉛は国内需給ひっ迫で、昨年を上回ることになるとみられる。

古 河電工は9日、ハロゲン系難燃剤を含まない合成樹脂製屋内電線保護管「エコプラフレキPFS」を開発、5月下旬から販売開始すると発表した。ハロゲンフリータイプの製品化は初めてで、金属水酸化物系材料を使用した。

 電線保護管はハロゲン系難燃剤を使用したものしかなく、屋内用は高密度ポリエチレン製で難燃剤を多量に添加して難燃性を確保している。

 同社は燃焼しても水しか発生しないノンハロゲン系の金属水酸化物系材料を開発、添加することで製品化を実現し、特許も出願した。製品の難燃性はJIS規格に規定された自己消化性能を有する耐燃性能を持つ。リサイクルも可能。当初の価格は従来品比2―3倍だが、年内には同2―5割高にする予定。

 国土建設省をはじめとする官公庁では既にグリーン庁舎建設計画指針として環境保全に対応する資材の採用を進めており、屋内用電線保護管で年10億円の規模が見込まれている。販売目標は2002年度で5億円。

 同社は5月29日から東京ビッグサイトで開催される「2001電設工業展」に同製品を出展する予定。

三 井金属は9日、4月積亜鉛建値をトン当たり4000円下げて16万3000円に改定すると発表した。4月の平均建値は16万4000円となる。

 先週末入電のLME亜鉛セツルメントは、982・5ドルで円換算12万3255円、関税4300円を加えると12万7555円、諸掛を3万5445円とみている。

 これに伴いダイカスト用亜鉛合金販価も4000円下げ、ZAC1=20万1000円、同2=21万1000円、ZAS=22万1000円。