2001.05.02
伸 銅品業界が一段と厳しい状況に追い込まれている。昨年末からの半導体リードフレーム、端子・コネクターなど電子材料向け受注の急激な落ち込みと在庫調整により、メーカー、問屋の受注は月を追って悪化しており、メーカーには年間休日を前倒しして実施する動きも出ている。「依然として底が見えず、立ち上がりはさらに遅れそうだ」との見方が強まっている。

 22カ月にわたって前年同月比増加基調が続いていた伸銅品生産は、2月に1%減となり、23カ月ぶりに減少に転じた後、3月は9万5770トンで6・8%減と、2月を上回る幅で減少した。

日 本アルミニウム合金協会が1日発表した3月のアルミ二次地金・同合金地金需給実績によると、生産は7万8222トンで前年同月比1・2%減、出荷は7万9632トンで同0・1%の増加となった。

 需給部門別出荷では、鋳物向けが、同4・2%増加の2万2269トンで、3カ月ぶりに増加し、主力のダイカスト向けは同4・6%減の3万8032トンで2カ月連続の減少。

日 立電線は02年3月期で約370億円の設備投資を実施し、うち約半分の180億円を光、半導体関連に投資する。引き続きeビジネス(情報・エレクトロニクス関連製品分野)への経営資源の重点的なシフトとTビジネス(eビジネスを除く従来製品分野)の徹底的なスリム化を推進する。

三 菱マテリアルは1日、5月積み鉛建値をトン当たり9万6000円で据え置くと発表した。前月の平均建値に比べても変わらず。

 1日入電のLME鉛セツルメントは469ドルで円換算5万8297円,関税2700円を加えると6万997円、諸掛かりを3万5003円と算出。