2001.06.08
日 本電池(本社=京都市南区、田中千秋社長)は今年4月から、04年3月を最終年度とする新3カ年中期経営計画「CREATE(クリエイト)―21計画」をスタートした。グローバル競争に打ち勝つ経営基盤を確立し、「エネルギーをかたちに」する分野で創造的革新にチャレンジすることが狙い。同計画終了時の03年度収益計画は連結ベースで、売上高1900億円(00年度実績1479億9000万円)、純利益35億円(同24億7000万円)、ROA5%(同3%)、ROE8%(同7・2%)としている。

 同社では、97年からスタートした「IG21計画」が同計画終了年の00年度決算において、連結ベースで過去最高の経常利益を記録するなど著しい成果を上げた。

 この成果を踏まえて策定された「CREATE―21」は、(1)さらなる経営効率化と収益基盤の強化(2)グローバルな販売・事業体制の強化(3)成長分野の強化と新事業開拓の推進――の3つを基本方針としている。

 具体的には、成長分野として、鉛電池と新種電池を中心に自動車用、産業用、特殊用途からポータブル機器用までフルレンジでの電池開発を行う。また、電池、電源、照明、特機の次世代技術を確立し、21世紀事業『CREATE8事業』(3成長分野=情報通信分野、小形リチウムイオン電池事業、大形リチウムイオン電池事業と5新分野=環境エネルギー分野、自動車用高電圧電池、電気自動車・ハイブリッド車用電池および新用途、セラミックメタルハライドランプ、燃料電池)を推進する。

ア ルミ二次合金各社の6月前半分アルミスクラップ購入価格はキロ当たり上物5円、スソ物3円値下げの見通し。 二次合金メーカーの合金販売価格が利益確保の水準まで達していないこと、指標となる海外新地金相場が軟調なことを受けたもの。

 この下げ幅について、一部の原料問屋関係者は「スソ物など浸透しない品種もあるのではないか」と指摘している。今後、値決め交渉が本格化する中で関係各社の成り行きに注目が集まっている。

大 手アルミ二次合金メーカーとダイカストメーカーなどの需要家筋との間で進められた5月積みアルミ二次合金値決め交渉は前月比でトン当たり2000―3000円の値上げで決着した。

 二次合金メーカーは5月前半分のアルミスクラップ購入価格が上昇したことを材料に、5000円の値上げを図ったが、未達に終わった。

 6月積み分について、二次合金メーカー関係者は「輸入合金に割高感があることから、ユーザーは国内合金手当てにシフトしていくだろう。代替分の生産量増加を見込んで原料スクラップは今後タイト化するのではないか。原料高の可能性を考慮し、6月分も5000円アップを打ち出していきたい」と話した。