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2001.06.15
神
戸製鋼所、住友軽金属工業、日立電線、古河電工、三菱マテリアルの大手銅管5社は、主力需要先のエアコンメーカーの海外進出と製品のアウトインの加速の影響による国内銅管生産の伸び悩みに直面する中で、海外工場の生産増強、世界最大のエアコン市場に成長した中国での現地生産化など本格的な対応を迫られている。一方では、銅管の需要構造の変動の中で、今後も大手5社体制が存続できるのか、国内生産面での5社間のアライアンス(事業提携)に向けた動きが模索されている。
銅管は黄銅棒、銅条とともに伸銅品の主力3品種の一つだが、伸銅品の中では最もユーザーの製造拠点の海外移転の影響を受けている。急増が予想されているエアコンのアウトインは今年で前年比約倍増の130万台、来年には200万台まで増加し、国内需要650万台のうち、国内生産は450万台レベルまで縮小すると予想されている。
ユーザーの銅管の現地調達化に対応して、大手5社は海外拠点づくりを進めてきた。神戸製鋼はマレーシアに、住軽金は中国・広州に、日立電線、古河電工、三菱マテリアルはそれぞれタイに銅管工場を運営中。
5社の海外銅管会社はいずれも高操業を維持しており、各社は生産能力の増強に乗り出している。住軽金は住軽(広州)金属製品に6基目の設備を導入し、現在の月間500トンを同600―700トンまで拡張する計画。
古河電工はFMTの能力を現在の年間1万6000トンから同3万4000トンまで段階的に倍増する。三菱マテリアルはMMCカパーチューブの能力を月間2000トンへ拡大する。 一方では国内生産の減少は避けられない状況だ。日本伸銅協会調べによる国内の銅管の実稼働能力(各年3月末時点)は96―97年の月間2万3500トン台をピークに減少傾向で推移しており、01年は2万2330トンまで減少している。
最近の生産も、エアコンのシーズン入りの中でも4月まで3カ月連続の前年同月比減少で、同シーズン後の生産の大幅な減少が懸念されている。
銅管の国内生産は神鋼が秦野(神奈川県)、住軽金が伸銅所(愛知県)、古河電工が大阪(兵庫県)、日立電線が土浦(茨城県)、三菱マテリアルが北本(埼玉県)が拠点。生産規模は神鋼と住軽金が第1勢力、古河電工と日立電線が第2勢力、三菱マテリアルが第3勢力として、大手5社で全体の50%を占める寡占傾向。
このうち、古河と日立が来年秋稼働予定で、上海に合弁銅管工場を建設中で、国内やタイで競争しながらも、巨大市場である中国市場では提携に踏み切った。
これが、両社の国内生産面での提携に結びつくかどうかは微妙だが、両社も含めて大手5社にとって、国内銅管工場存続のための競争力強化は共通の課題。単独の生き残り策に加え、事業提携を含めた長期的な対応策の実施が求められている。
銅管は黄銅棒、銅条とともに伸銅品の主力3品種の一つだが、伸銅品の中では最もユーザーの製造拠点の海外移転の影響を受けている。急増が予想されているエアコンのアウトインは今年で前年比約倍増の130万台、来年には200万台まで増加し、国内需要650万台のうち、国内生産は450万台レベルまで縮小すると予想されている。
ユーザーの銅管の現地調達化に対応して、大手5社は海外拠点づくりを進めてきた。神戸製鋼はマレーシアに、住軽金は中国・広州に、日立電線、古河電工、三菱マテリアルはそれぞれタイに銅管工場を運営中。
5社の海外銅管会社はいずれも高操業を維持しており、各社は生産能力の増強に乗り出している。住軽金は住軽(広州)金属製品に6基目の設備を導入し、現在の月間500トンを同600―700トンまで拡張する計画。
古河電工はFMTの能力を現在の年間1万6000トンから同3万4000トンまで段階的に倍増する。三菱マテリアルはMMCカパーチューブの能力を月間2000トンへ拡大する。 一方では国内生産の減少は避けられない状況だ。日本伸銅協会調べによる国内の銅管の実稼働能力(各年3月末時点)は96―97年の月間2万3500トン台をピークに減少傾向で推移しており、01年は2万2330トンまで減少している。
最近の生産も、エアコンのシーズン入りの中でも4月まで3カ月連続の前年同月比減少で、同シーズン後の生産の大幅な減少が懸念されている。
銅管の国内生産は神鋼が秦野(神奈川県)、住軽金が伸銅所(愛知県)、古河電工が大阪(兵庫県)、日立電線が土浦(茨城県)、三菱マテリアルが北本(埼玉県)が拠点。生産規模は神鋼と住軽金が第1勢力、古河電工と日立電線が第2勢力、三菱マテリアルが第3勢力として、大手5社で全体の50%を占める寡占傾向。
このうち、古河と日立が来年秋稼働予定で、上海に合弁銅管工場を建設中で、国内やタイで競争しながらも、巨大市場である中国市場では提携に踏み切った。
これが、両社の国内生産面での提携に結びつくかどうかは微妙だが、両社も含めて大手5社にとって、国内銅管工場存続のための競争力強化は共通の課題。単独の生き残り策に加え、事業提携を含めた長期的な対応策の実施が求められている。
住
商メタレックスは、中・長期の戦略として高収益体制の確立を図り、顧客満足実現のため、「サプライヤー機能の強化」と「顧客の購買代理業」推進を目指す。具体的には、床暖房・給水給湯関連ビジネスの全国展開と、エレクトロニクス・電機・通信分野におけるビジネス拡大、IT活用による物流・加工などの機能を付加していく。
一方、当面の課題としては、「エンジニアリング商社」として、経営基盤を強化するため、(1)市場・顧客に立脚した新たなビジネス創造(2)情報・物流・加工機能を駆使した新たなビジネスモデル構築(3)ITの積極活動による経営とITの統合(4)ビジネスプロセスエンジニアリング実施による業務全般の効率化(5)物流システムの拡充・強化、以上5点を積極的に進める方針だ。
一方、当面の課題としては、「エンジニアリング商社」として、経営基盤を強化するため、(1)市場・顧客に立脚した新たなビジネス創造(2)情報・物流・加工機能を駆使した新たなビジネスモデル構築(3)ITの積極活動による経営とITの統合(4)ビジネスプロセスエンジニアリング実施による業務全般の効率化(5)物流システムの拡充・強化、以上5点を積極的に進める方針だ。
当
面の亜鉛地金の国内需要は、1―3月(月平均4万8000トン)の横ばいと予想されている。ただし景気の後退に伴って、減少する懸念も出ており、製錬メーカーは、需要動向を慎重に見極めている。
今年に入ってからの亜鉛地金の国内需要は、1月4万7300トン、2月4万4600トン、3月5万トンで推移している。3月は5万トン台にかろうじて乗せたが、これは決算月のため、ユーザーの生産が一時的に増加したためと考えられている。4―5月と製錬メーカーの国内向け出荷は1―3月の基調を受け継いでおり、5万トンを割っている。
部門別にみてみると、亜鉛めっき鋼板は、当面2万3000―2万4000トンと1―2月の水準に横ばいと予想される。亜鉛鉄板は、低調で4―6月では、操業日数の少ない1―2月の水準に横ばいとみられている。その他のめっき(溶融亜鉛めっき)は、8000トン台で年初め以降の水準に変わらずと予想されている。伸銅品は、5000トン台とこれも1―2月の水準並みとみられている。亜鉛ダイカストも、横ばいと予想されている。そろって、1―2月の水準程度が予想されており、国内需要全体で4万8000トン程度となりそうだ。
今年に入ってからの亜鉛地金の国内需要は、1月4万7300トン、2月4万4600トン、3月5万トンで推移している。3月は5万トン台にかろうじて乗せたが、これは決算月のため、ユーザーの生産が一時的に増加したためと考えられている。4―5月と製錬メーカーの国内向け出荷は1―3月の基調を受け継いでおり、5万トンを割っている。
部門別にみてみると、亜鉛めっき鋼板は、当面2万3000―2万4000トンと1―2月の水準に横ばいと予想される。亜鉛鉄板は、低調で4―6月では、操業日数の少ない1―2月の水準に横ばいとみられている。その他のめっき(溶融亜鉛めっき)は、8000トン台で年初め以降の水準に変わらずと予想されている。伸銅品は、5000トン台とこれも1―2月の水準並みとみられている。亜鉛ダイカストも、横ばいと予想されている。そろって、1―2月の水準程度が予想されており、国内需要全体で4万8000トン程度となりそうだ。