2001.06.29
財 務省は28日、5月の非鉄金属輸出通関実績を発表した。それによると、銅スクラップが中国向けを中心に約1万3600トンに達し、4月から連続して1万トンの大台を突破した。一方、電気銅は前年同月の実績を割り込んだ。

 銅スクラップは、中国向けが1万2693トンで輸出総量の94%を占め、香港を含めると他に占有率は97%。

 台湾向け157トン、ベトナム向け100トン、フィリピン向け40トン、韓国向け27トン、他に米国向けなど続き、合計で1万3575トンと、単月で過去最多となった前月の実績(約1万5000トン)に次ぐ水準を記録した。

 国内市況のこう着状態が長期化する中で、原料需要減退傾向が強まり、また、被覆電線スクラップの銅ナゲット加工の採算性が悪化したことで、雑線類の輸出が促進されたことが原因とみられる。

 家電リサイクル法の影響については、輸出ルートが公然のものとなっていないことや、輸出分類が鉄スクラップに含まれている可能性が高く、不明な点が多い。

財 務省が28日発表したアルミ輸出通関実績によると、アルミスクラップは依然好調を維持している。輸出量は5024トンで前年同月比で2・2倍近く増加した。13カ月連続の続伸。地金類は660トンで同0・7%増で4カ月ぶりの増加。

 軽圧品全体では2万4774トンで前年同月比10・5%減となり、3カ月ぶりに減少した。押出、板、箔類ともに低迷している。特に押出類が低迷しており、1595トンで同33・7%の減少。板類は1万6750トンで同9・9%の減少。箔類も6429トンで4・1%の減少となった。

昭 和電工は28日、パネル事業分社化・新会社設立に伴う概要を明らかにした。それによると、社名は「昭和パネルシステム株式会社」で、営業開始が7月1日。社長は、大塩三千雄・パネル事業部長が就任する。新会社は、高度化・多様化する市場ニーズに対応し、よりスピーディーかつフレキシブルな体制構築を図っていく。