2001.07.31
神 戸製鋼所・長府製造所(高橋徹所長)は、7月からアルミ加工品部門で自動車のサイドステップ材の製造設備が稼働したのに続いて、8月から伸銅板条部門で20トンコアレス溶解炉が稼働を開始する。さらに、8月からアルミドロスの再資源化を目的としたアーク炉が試運転を始める。伸銅板条、アルミ押出両部門とも同製造所の強みを生かした展開を進めることで収益基盤の強化を図るとともに、環境問題に対応した施策にも注力する。

財 務省は30日、6月の非鉄輸出通関実績を発表した。それによると、銅スクラップは、前年同月比70%増中国向けを主体に1万6500トンに達し、単月最多記録を更新した。また、銅や亜鉛地金も急増し、内需不振から輸出へシフトしている。銅スクラップは、今年4月に1万5000トンを超え、記録を塗り替えたばかり。すでに月間1万トン時代から2万トンをもうかがう段階に入ってきたもよう。

財 務省が30日発表した6月のアルミ輸出通関実績によると、アルミスクラップは前月までの大幅な伸びはないものの、依然好調を維持している。輸出量は4334トンで前年同月比16・2%の増加となった。このうち、中国への輸出量は3892トンで全体の約90%を占めている。軽圧品全体では2万4042トンで同16%減となり、2カ月連続で減少した。押出類は1808トンで同14・2%減、板類は1万6750トンで同14%減、箔類は5484トンで同16%減となった。アルミ需要の低迷や採算面から輸出量が減退したこと、さらに猛暑を背景に、国内での缶製品向け板類需要が堅調なことなどが挙げられる。