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2001.08.14
ア
ルミ缶材が好調に推移している。7月から続く猛暑による影響で、飲料缶向けアルミ板は前年を上回る見込み。このため、「今年は(缶材用アルミ板出荷が)43万トン台までいくのではないか」(大手圧延メーカー幹部)とし、対前年比で昨年の伸び率2・2%を超す3%程度の成長を記録し、過去最高の数量となる可能性が出てきた。
アルミ缶材好調の最大の要因は、猛暑によるところが大きい。それに加え、今年は実質的な「アルミボトル缶元年」で、大和製罐、武内プレス工業、三菱マテリアルの各社が今シーズンから本格投入。これにより、ペットボトルはいぜん高い伸びを示すものの、清涼飲料向けのアルミ缶需要も底堅く推移している。さらに、発泡酒が好調で、ビールの缶化率がアップしていることや、缶チューハイなどの需要増もあって、全体の数量を押し上げている格好だ。
こうしたことから、本年度は00年のアルミ缶材出荷41万8996トンを上回り、日本アルミニウム協会の需要予測42万3000トンも超える可能性が出てきた。
この結果、軽圧メーカーでは、「IT関連を筆頭に内需は今一つだが、缶材向けはフル稼働」といった状態。ただし、「一過性という感じもあり、秋口以降どうなのか」「工場が忙しくなっても利益なき繁忙に終わってしまうのではないか」との声もあり、猛暑特需後の内需回復時期が、今後の大きなポイントになりそうだ。
アルミ缶材好調の最大の要因は、猛暑によるところが大きい。それに加え、今年は実質的な「アルミボトル缶元年」で、大和製罐、武内プレス工業、三菱マテリアルの各社が今シーズンから本格投入。これにより、ペットボトルはいぜん高い伸びを示すものの、清涼飲料向けのアルミ缶需要も底堅く推移している。さらに、発泡酒が好調で、ビールの缶化率がアップしていることや、缶チューハイなどの需要増もあって、全体の数量を押し上げている格好だ。
こうしたことから、本年度は00年のアルミ缶材出荷41万8996トンを上回り、日本アルミニウム協会の需要予測42万3000トンも超える可能性が出てきた。
この結果、軽圧メーカーでは、「IT関連を筆頭に内需は今一つだが、缶材向けはフル稼働」といった状態。ただし、「一過性という感じもあり、秋口以降どうなのか」「工場が忙しくなっても利益なき繁忙に終わってしまうのではないか」との声もあり、猛暑特需後の内需回復時期が、今後の大きなポイントになりそうだ。
日
本伸銅協会のまとめによる01年上期(1―6月)の伸銅品生産は54万90トンで前年同期比7・6%の減少となった。昨年後半から半導体用リードフレーム、端子・コネクターなど電子材向けの需要減少が加速し、銅条、黄銅条、リン青銅などを中心に生産は月を追って減少中。下期も回復の展望は出ていない。
主要品種のうち、銅条は10万9136トンで16・1%減、黄銅条は6万2164トンで15・6%減、リン青銅板条は2万2563トンで30・2%のそれぞれ大幅減少で、電子材向けを主力とする品種の落ち込みが目立っている。
これに対し、銅管は11万8530トンで2・4%減、黄銅棒は14万2309トンで0・1%減、ほぼ横ばいを維持するなど、減少幅は小幅にとどまっている。
ただ、銅管はエアコンの海外生産の増加を背景に伸び悩んでいる。また、高水準で推移してきた黄銅棒も受注減少の影響が本格化。4月から減少に転じ6月は12・6%の大幅減少。今後、減少幅が拡大する懸念が出ている。
伸銅品生産は、2月に23カ月ぶりに前年同月比減少に転じた後、3月7%、4月11%、5月13・6%と減少幅は月を追うごとに拡大し、6月には16・4%の大幅減少となった。
主要品種のうち、銅条は10万9136トンで16・1%減、黄銅条は6万2164トンで15・6%減、リン青銅板条は2万2563トンで30・2%のそれぞれ大幅減少で、電子材向けを主力とする品種の落ち込みが目立っている。
これに対し、銅管は11万8530トンで2・4%減、黄銅棒は14万2309トンで0・1%減、ほぼ横ばいを維持するなど、減少幅は小幅にとどまっている。
ただ、銅管はエアコンの海外生産の増加を背景に伸び悩んでいる。また、高水準で推移してきた黄銅棒も受注減少の影響が本格化。4月から減少に転じ6月は12・6%の大幅減少。今後、減少幅が拡大する懸念が出ている。
伸銅品生産は、2月に23カ月ぶりに前年同月比減少に転じた後、3月7%、4月11%、5月13・6%と減少幅は月を追うごとに拡大し、6月には16・4%の大幅減少となった。
フ
ジクラの海外拠点の能力増強が進展している。中国の自動車用ハーネス部品工場の能力増強に続いてこのほど、タイのFPC(フレキシブルプリント配線板)の製造拠点であるPCTT社の新工場が製造を開始した。
中国での自動車用ハーネス部品の拠点である「珠海藤倉電装有限公司」(広東省・珠海市)は92年4月に操業を開始。その後の需要増加に対応して進めてきた能力の増強工事が終了し、生産能力は2倍に拡大された。
一方、タイのPCTT社に加わった新工場はアユタヤ工場。FPCはパソコン、携帯電話、デジタル機器など広い分野・用途で大きな成長が期待されている電子部品。HDDやLCDなどの進歩とともに、ファインピッチ化、多層化などの高度な技術的要求も高まっている。
アユタヤ工場はこうした要求にも対応できる最新鋭の工場。同工場の完成で、FPCの製造体制は国内の拠点である東北フジクラ、タイのPCTT社の既存工場、さらに中国での新しい拠点「藤倉電子(上海)有限公司」と合わせてグローバルなマーケットのユーザー対応、マーケット拡大にも一層柔軟な対応が可能になった。
中国での自動車用ハーネス部品の拠点である「珠海藤倉電装有限公司」(広東省・珠海市)は92年4月に操業を開始。その後の需要増加に対応して進めてきた能力の増強工事が終了し、生産能力は2倍に拡大された。
一方、タイのPCTT社に加わった新工場はアユタヤ工場。FPCはパソコン、携帯電話、デジタル機器など広い分野・用途で大きな成長が期待されている電子部品。HDDやLCDなどの進歩とともに、ファインピッチ化、多層化などの高度な技術的要求も高まっている。
アユタヤ工場はこうした要求にも対応できる最新鋭の工場。同工場の完成で、FPCの製造体制は国内の拠点である東北フジクラ、タイのPCTT社の既存工場、さらに中国での新しい拠点「藤倉電子(上海)有限公司」と合わせてグローバルなマーケットのユーザー対応、マーケット拡大にも一層柔軟な対応が可能になった。