2001.08.15
海 外銅相場は、国内市場が旧盆連休入り直前の10日現在、今年最高値から20%値下がりしてなお低落傾向にあり、反転上昇の時期も観測不能の状況にある。

 今年上半期で今年最高値を付けたのは1月。LMEセツルメント・ベースで1800ドル台半ばの水準にあった。その後しばらくは、一進一退で推移していたものの、ITバブルがはじけた米国経済の先行き懸念の高まりに歩調を合わせて頭重さが増していった。

 LME在庫は、3月8日の32万2775トンを最少値として、半年も過ぎない間に倍増。足元では、70万トンに達しようとしている。7月後半まで、先物で1500ドルあたりが底とされてきたが、これをいったん割り込んだ後、「当面のサポートラインが見つからない」(商社筋)状態に陥った。

 通常、値ごろ感が出てくれば買い手として動きが活発となるパターンが多い中国も、今回の底割れ場面では静観の構えで、市場では「(中国は)まだ安くなると考えているようだ」として、その思惑をいぶかる向きも散見される。

 国内銅市場では、産銅建値がすでに当初想定外の水準(22万円)まで落ち込んでおり、早期の底入れ確認を急ぎたいところ。だが、実需面で下支えとなる米国経済の立ち直りも、むしろ混迷ムードを強める様相を呈しており、相場がいつまで底が見えない状況に置かれているのか、判断材料が見あたらい。関係者にとっては当面、一層の下振れ不安が続いていきそうだ。

日 伯合弁プロジェクトのアルブラスは渇水による電力危機の影響で、今年度のアルミ地金生産量は今年度予算比5万トン減に当たる33万トンとなるものの、02年の地金生産は当初の40万トンへの拡大計画を維持する。これに伴い、計画されていた04年での累積損失解消と同プロジェクトの出資株主への配当を実現させたいとしている。

日 本軽金属は14日、蒲原製造所(静岡県庵原郡)で、高校2年生を対象にしたインターンシップ(就業体験)の受け入れを実施したと発表した。これまでは、同制度を97年から本社ベースで行ってきたが、生産現場での実施は今回が初めて。同社では、学生が直接工場現場の業務を経験することで、学校・地域社会との密接な関係構築や将来の優秀な人材確保を図りたいとしている。