2001.08.22
昭 和アルミニウム缶の大西健介社長は21日、社長就任後初の記者会見を行った。このなかで、同社長は今後の方針について「生産量はこれまで、年22億―23億缶くらいの間で安定していたが、今年は26億缶(缶蓋30億枚)までいくだろう。将来的に向こう3年くらいの間で、30億缶をクリアしたい」と語り、生産増強を図る考えを示した。また、これに合わせ、品ぞろえを強化し、小径缶(202径缶)の生産に力を入れることで、250ミリリットル・190ミリリットルの缶コーヒーをターゲットに、販売拡大を目指していく方針だ。

製 品新規受注の停滞を背景に黄銅棒メーカー各社のスクラップ原料購入意欲減退が続いている。実質的な買い止め状態にあるケースも見られ、納入側では、「売り先が見つからない」との閉そく感が強まっている。

 日本伸銅協会がまとめた生産統計では、今年上半期の黄銅棒生産は前年同期比で0・1%減と、板条関係と比較すると落ち込み幅は少ないものの、原料需要面からみると実際の製品販売状況は、もっと悪化しているようだ。

大 平洋金属は、鉱石手当てが予想より多目となったので、今年度のフェロニッケルの生産量を予定より1000トン拡大して3万6000トン(前年度4万1500トン)とする。また、来年度は、ステンレス向け需要の回復を期待して、生産量を増やしたい考えで、鉱石の手当てを拡大するための交渉を進めている。