2001.08.23
猛 暑によるエアコンの販売増加の中でおう盛に推移していた銅管の生産は、関西地区の残暑の継続でエアコンの販売増が続いているものの、ピークを越えた。今後、東京都心部の再開発による建築向けの出荷増が期待されている。01冷年のルームエアコンの国内実販は、00冷年の713万台を上回り780万台に達する見通し。銅管の生産は例年、エアコンの生産入りする4―6月まで年間ピークを示すが、今年は真夏日が続いた中で、7月も高水準を維持した」(大手メーカー)。

八 戸製錬の01年度下期の亜鉛地金の生産は5万9000トン(上期5万3000トン)と、当初計画通りとなる。亜鉛の国内需要は減退しているが、フル操業で利益を出し累積損失を一掃する。同社は01年度の亜鉛地金の生産を前年度に横ばいで能力いっぱいの11万2000トンと計画。上期は3年に1回の大型定期修理を実施し5万3000トンの生産にとどまるが、下期で能力を上回る5万9000トンを計画、年間で11万2000トンとすることとしていた。

大 国際銅価格、産銅建値の続落、電子材向け金属加工品(伸銅品)需要の不振が続く中で、製錬各社の銅事業は一段と厳しい状況に追い込まれている。銅製錬所の増産投資の凍結や一層のコストダウンの実施、硫酸など副産物とリサイクル事業を合わせた総合的な収益基盤の確立など、各社は収益悪化への対応を強めている。国内建値の指標となる海外銅相場は、米国などでの需要減退の中で先安観が支配的で、1400ドル台半ばを低迷中。これに伴い、国内建値は8月積みで1万円下げの21万円まで値下がりし、戦後最安値の20万円に迫る安値となった。