2001.08.27
日 本伸銅協会は24日、7月の伸銅品生産速報を発表した。それによると、7月の生産量は8万660トンで、前年同月比で16・6%減少した。これにより、前年同月比ベースで6カ月連続して減少し、6月の前年同月比16・4%減のマイナス幅もさらに上回る結果となった。

ア ルミ二次合金メーカーは製品販売価格が低迷する中、これまでの販売量確保から減産による現状改善への方針転換を検討している。採算性の低い品種を減産することにより、原料のコスト抑制、需給バランスの正常化、また製品販価の向上を目指す。

国 内の鉛地金需給は均衡している。7月の猛暑で自動車の補修バッテリー向け需要が上向きだったため、特恵地金が消化されたことによる。下期もバランスして推移すると予想されている。

 鉛地金の輸入は、4月7557トン、5月2818トンと特恵地金中心に大量に入荷したが、5月15日付で特恵地金の輸入が停止されたので、6月の輸入は1664トンと減少した。

 また、国内の生産は月2万トン弱で横ばいで推移している。

 一方、需要は7月から8月初めの猛暑で、自動車の補修バッテリー向けの需要が出たので、国内需要全体で、7月は2万トンを上回ったとみられる。

 この結果、特恵地金は大半が消化されて、最近の国内需給は均衡したとされている。

 下期は、生産が2万トン弱、輸入は1000トン台、需要は2万トン強の水準で、経済産業省の見通し程度で推移し、需給バランスが取れると予想される。