2001.10.01
住 友金属工業のチタン事業の売上高が年率20―30%で増加している。けん引役は、溶接管に使用するチタンフープ材(コイル状のチタン素材)を含めたチタン薄板で、業界全体でも海水淡水化プラントや化学プラント、発電所向けに需要が拡大している。同社はさらに、世界最大のチタン溶接管メーカーであるバルタイメット(フランス)への出資と長期供給契約を締結しており、売上高の拡大に弾みをつけている。

日 本鉱業協会の西川章会長(三菱マテリアル社長)は先週末、定例記者会見を行い、「海外投資等損失準備金制度」の延長とともに、土壌汚染規制に対して科学的、合理的、実効性を要望していく――などの見解を明らかにした。また、同会長は米国での同時テロ事件の金属市況に対する影響について金、銀以外の主要金属価格は直接的影響を受けていないとの判断を示した。

日 本伸銅協会の松吉昭夫・企画運営委員長(神戸製鋼・アルミ・銅カンパニー企画管理部長)は先週末に記者会見し、「01年度の需要見通しの改定と02年度の需要見通し」を発表した。

 それによると、01年度の需要見通しは当初の109万8000トン(内需91万270トン、輸出18万7730トン)から96万3000トン(内需80万3360トン、輸出15万9640トン)に改定した。これにより、86年以来の100万トン割れとなる見通しだ。

昭 和電線電纜は、今月からインターネット用集合住宅向け2・4ギガヘルツ無線アクセスシステム「スカイフィッシュ」の販売を開始する。

 同システムは、ブロードバンド時代に対応して品質を維持しながら、集合住宅での設置簡易化を図ったもの。1台のアクセスポイント(親機)に複数のクライアント(子機)を接続する。

三 井金属は先週末、01年度下期の地金生産計画(受委託・仕入れ分含む)を発表した。ベースメタルの亜鉛、鉛、銅とも今年度01年度上期見込みと00年下期実績に比べていずれも減少。金は高純度品(電子材料向け)の減販により前年同期比減、銀は原料品位のアップで同比増となる。