2001.10.02
電 線業界のアライアンスが相次いで姿を現してきた。1日、古河電工とフジクラの地中送電事業間接部門統合会社ビスキャス(東京・品川区東品川)が営業を開始した。売上目標は300億円、1―2年以内には、電力事業全体の統合も視野に入れ、同分野での競争力強化につなげていく。

住 友金属鉱山は1日、資源・金属事業戦略の一環として海外の優良資源確保を目的に、サントイ・リソーシズ社とフェアフィールド・ミネラルズ社が共同で権益を所有するメキシコ合衆国シナロア州トロピコ地区の「銅・貴金属探鉱プロジェクト」に参画すると発表した。当プロジェクトは、同社がメキシコで行う初の本格的探鉱となる。

 同社は今年4―6月に現地調査を実施し、銅・金・白金・パラジウムについて有望と判断。前述2社と交渉し、トロピコ地区における共同探鉱の実施について覚書を締結した。

同 和鉱業(金谷浩一郎社長)は1日、環境事業の拡大を目的に、孫会社の同ケミ興産(埼玉県本庄市、入利雄社長)に3000万円出資して子会社化し同日付で、「リサイクル・システムズ・ジャパン」と社名変更すると発表した。関東地区のリサイクル処理拠点を強化する。

 同ケミ興産は89年に同和鉱業グループの同和ハイテック(村島弘明社長)の子会社として設立された、貴金属、その他有価金属の回収を主力とする会社。今回の出資と社名変更(本店は東京都千代田区に移転する)は、研究体制の強化と設備の増強を図り、同社を関東地区でのリサイクル品の処理拠点として位置付けることが目的。

日 鉱金属は1日、10月積み銅建値をトン当たり21万円で据え置くことを発表、即日実施した。ただ、月間平均建値は前月から2600円値下がりした。

 国内建値の指標となる海外銅相場は、前月末にかけてLMEセツルメント・ベースで1400ドル台前半で低迷を続けた。

 一方、円は前週末以降、TTS1ドル=120円台まで弱含み、輸入採算値(諸掛かり費用含む)が、20万500円強の水準を保ったことから、山元では、建値を据え置いた。

三 菱マテリアルは1日、鉛建値を9万2000円の据置きとすると発表した。

三 井金属は1日、亜鉛建値をトン当たり3000上げ、13万5000円に改定すると発表した。平均建値は13万8300円となる。

 13日入電のLMEセツルメントは782ドルで、円換算9万4466円、関税4300円を加えると9万8766円、諸掛りを3万6234円とみている。

 これに伴い、ダイカスト用亜鉛合金販価も3000円上げて、ZAC1=17万3000円、ZAC2=18万3000円、ZAS3=19万3000円。