2001.10.11
国 際非鉄市況が、低迷を続けている。前月11日に米国で起きた同時多発テロ事件以来、銅は3%強値下がりし、報復が始まった後、下げ足を強めている。

 10日現在(入電ベース)、LMEセツルメント・ベースで前月11日から値を上げたものは、銅からニッケルまで主要品種では1つも見当たらない。

 当面、全品種で不安定な地合いが続く見込みで、警戒が必要だ。

黄 銅棒業界が厳しさを増している。国内の需要低迷に加え、輸出の急速な減少など国内外の市場環境が悪化し、昨年までの好調な展開から一転して、メーカー各社は長期化の様相を強める不況への対応を迫られている。

 黄銅棒生産は今年3月まで23カ月連続の前年同月比増加が続くなどおう盛に推移したものの、4月に24カ月ぶりに減少に転じた後、月を追って減少幅が拡大。8月はここ数年では最低レベルである、2万トンを下回る1万8000トン台まで減少、20%弱の大幅な落ち込みとなった。

日 本アルミニウム協会・自動車アルミ化委員会(委員長=日野光雄・神鋼アルコア輸送機材取締役)は10日、「01年度欧州における自動車のアルミ化動向調査報告」に関する記者会見を行った。それによると、欧州の自動車メーカー各社は、08年のCO2排出規制クリアをにらみ、アルミ化(軽量化)への取り組みを一層加速していることがわかった。特に、アルミ化で先行するドイツ車だけでなく、フランス車などについても、アルミ採用の動きが広がりつつある。

古 河電工は10日、WDM(光波長多重)伝送システムの長距離化に必要な光増幅器の高精度フィルターを開発し、サンプル出荷を開始したと発表した。

 同フィルターは、ガラス基板に五酸化タンタルと石英を積層した誘電体多層膜。約2・8平方ミリメートルと極小の長方形をしている。

Y KKAPは10日、同社が販売・施工した自動ドアおよび回転ドアの保守に関し、日立ビルシステム(本社=東京都千代田区、大沼邦彦社長)と業務提携したと発表した。これによりYKKAPでは、迅速なアフターケア対応が図られるとともに、同社自動ドア取扱店で、新築市場に加えリニューアル市場などへの増販も目指していく。

 日立ビルシステムは、昇降機、冷凍機をはじめビル設備機器の販売・施工・保全・リニューアル事業などを総合的に展開。また、同社は全国350カ所のサービス体制を整え、設備機器の24時間遠隔監視サービスを実施している。さらに、近年は自動ドアの保全、リニューアル事業に力を入れてきた。