2001.11.19
手 続き完了が予定から大幅に遅れていた古河電工の米ルーセント・テクノロジー社光ファイバー部門(OFS)買収が、ようやく終盤を迎えた。同社が16日、出資金額の増額などの買収契約条件変更を踏まえ、クロージングするとの見解を発表したもので、光ファイバー世界シェア第2位への飛躍がいよいよ具体化する。

 7月24日にルーセント社と買収合意しながら、手続き完了が当初予定より1カ月半延期されてきた経緯について、同社では、事業パートナーである米コムスコープ社の資金繰りが悪化していたことを認めた。

三 菱マテリアルと住友金属工業が折半出資する300ミリシリコンウエハー開発・製造会社SUMCO(シリコン・ユナイテッド・マニュファクチャーリング)の米沢事業所と伊万里事業所内の量産新工場がこのほど完成。16日に伊万里事業所で竣工式が行われた。現在の300ミリウエハーの生産能力は月2万―2万5000枚。本格稼働によって5万枚の生産が見込まれているが、需要動向に対応して、来年夏をメドに10万枚に引き上げる方針。

三 井金属は16日、12月1日付で、グループの環境関連事業を「環境事業本部」(本部長=高橋元紀専務)として統合し、電子材料、金属、部品・加工に次ぐ事業の第4の柱として強化していくと発表した。3年後をメドに現在の約倍増の250億―300億円規模の売上高を目指す。

千 住金属工業(本社=東京都足立区千住橋戸町、佐藤一策社長)では、鉛フリーやに入りハンダ『SPARKLE ESC』を開発、販売を開始している。

 これは、鉛フリーハンダ用に新たに開発されたもので、濡れ性・切れ性に優れており、鉛フリーハンダでも従来の錫―鉛系やに入りハンダ並みの作業性を実現した。