2001.11.26
日 本軽金属は22日、グループ中期経営計画を発表した。このなかで具体的なアクションプランとしては、業績の足を引っ張る新日軽を03年度に黒字化させるため、5年間(06年度末)で人員を700人(外注含む)減らして4300人体制に移行し、50億円の労務経費を圧縮するなど、リストラを推進。また、押出事業は今年度2機、来年度上期に2機の合計4機の設備削減を図る。これら合理化・構造改善策などにより、中計最終年の06年度には連結で売上高5900億円、営業利益320億円、経常利益230億円を達成させる。また、連結有利子負債は700億円圧縮し2300億円、ROCE(使用資本利益率)8%超を目指す。

上 場軽圧大手4社の9月中間決算が22日、出そろった。それによると、全社とも減収となり、IT需要低迷による数量の落ち込みが鮮明になっている。ただし、上期については、猛暑効果で缶材を中心とした季節型商品が下支え役となる一方、一層のコストダウン・合理化推進で、利益の落ち込みを食い止める傾向が見られた。

日 本電池(本社=京都市南区、田中千秋社長)は22日、小規模電力貯蔵用の制御弁式顆粒クラッド鉛蓄電池『SLC70―4V』を新発売した。同社の「環境対応商品」シリーズ第6弾として開発されたもの。業界で初めて電解液保持材に顆粒シリカ(球状のシリカ微粉体)を用いた電力貯蔵用サイクル長寿命電池。

 『SLC70―4V』には長寿命化のために、フォークリフトなど深い放電をする用途で優れたサイクル寿命を発揮しているクラッド式正極板を用いた。このため、従来の平板な電解液保持材では適さず、顆粒シリカを採用。この結果、4000サイクル、DOD(放電深さ)50%と業界トップクラスのサイクル寿命の達成が可能となった。これは、同社の従来製品と比較して5倍以上のサイクル寿命。

大 紀アルミニウム工業所(本社=大阪市西区、山本隆章社長)の02年(平成14年)3月期販売数量は21万9300トンと、前3月期(20万1629トン)に続いて史上最高記録を塗り替えそうだ。

 同社が22日発表した上期販売数量は11万392トンと、半期ベースで過去最高記録を更新した。「4月以降の製品ADC12の輸入急減で、需要家筋からの代替需要に応えたことが主要因」(山本社長)。