2001.12.12
三 協アルミニウム工業の川村人志社長は、立山アルミニウム工業とのアライアンス強化に関連し、「個人的には新日軽も加わる形になれば、コストダウンメリットなども大きく、より効率的な体制が可能になるだろう」と話し、物流で協力関係にある新日軽との連携拡大に期待感を示した。サッシ業界では、トステムがINAXと経営統合するなど、合従連衡の機運が高まっており、今後アライアンスの活発化も予想されそうだ。

田 中貴金属グループの田中電子工業(本社=東京都、寺島喜久治社長)は11日、世界で初めて直径10マイクロメートルの金ボンディングワイヤ(金極細線)の量産化技術開発に成功し、国内外の半導体メーカーに提供できる体制を整えたと発表した。02年末までに月間100万メートルの出荷を予測している。

金 属材料研究開発センター(JRCM、藤原俊明理事長)は11日、溶湯圧延法を用いた結晶粒微細化法を開発し、3ミクロンの微細結晶粒を有する幅220ミリメートルのアルミ・マグネシウム・マンガン合金大型コイル材の製造に成功したと発表した。

 同合金コイル材は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から受託したアルミ系スーパーメタル研究開発の一環。97年から5年間計画で、住友軽金属工業、神戸製鋼所、スカイアルミニウム、日本軽金属、古河電工、三菱アルミニウムの非鉄メーカー各社を中心に京都大学なども参加、産学協同で進めてきた。今年はその最終年に当たる。予算規模は約8億円。

銅 合金の製造販売最大手、上越マテリアル(本社=新潟県上越市、山本秀樹社長)は11日、低価格の鉛無しブロンズを開発したと発表した。同社ではすでに、英国INI社パテントの鉛無しブロンズLF844(ASTMC89844)の地金と連鋳品を製造販売しているが、より低価格品への市場要求があったため、現在のBC6の特性(切削性、耐食性、機械的性質)に相当する「ジョイアロイ」シリーズの合金開発を推進。主成分の錫を抑え、亜鉛とビスマスの含有量を増やすことで、従来の同社製鉛無しブロンズに比べて約8%のコストダウンに成功した。

全 日本電線販売業者連合会は11日、10月分の品種・地域別電線在庫統計を発表した。それによると、関東ではCV、中国がIV・CVなどを中心に前年同月比で増加傾向を示した。

 全品種・全地区合計は3514トンで、前年同月比約3%増。地区別では、関東地区が10%増となり、特にCVが約20%の急増(注=回答数1増)。また、中国地区はIV・CVの増加率が高く、全品種計は40%増。