2002.02.04
大 手バルブメーカーのキッツ(小林公雄社長)は先月末、(1)不振事業の全面的見直し(2)海外生産の推進と国内工場の統廃合(3)保有資産の減損処理(4)人員削減および給与カットなど、抜本的な企業体質強化策を実施すると発表した。これらの変革により、財務体質の健全化を図ると同時に、収益性の高い事業構造の再構築を目指す。
日 本製箔の冨永三寿社長は1日、記者会見を行った。このなかで、冨永社長は、執行役員制を今月26日から導入し、商法上の取締役を現行の9人から4人に削減し、経営陣スリム化を推進。また、先月15日には広島・高崎両営業所を閉鎖し、東京本社の3月移転、希望退職者募集などで、今期6億円のコスト削減を図る。また、同社は新製品開発強化を掲げ、前期20%にとどまった新製品売上高比率を、25%まで高めていきたいとしている。

2 月積み産銅建値が25万円で上伸スタートした。日鉱金属が1日に発表したもので、海外銅相場や為替動向が比較的安定推移していることが背景にある。

 産銅建値がトン当たり25万円を付けたのは、01年5月以来のこと。20万円まで落ち込んだ後、ここ数カ月間で25%の急伸ぶり。

 国内建値の指標となる海外銅相場は、世界的な実需低迷の中、LME在庫が約85万トンまで膨らむ一方、投機要因から現物ベースで、LMEが1500ドル台、NYCが70セント前後の水準まで回復。これに円安傾向が定着したことが今回の引き上げ改定につながったとみられる。

 月間平均は前月の23万8400円から1万1600円上昇した。
三 菱マテリアルは1日、2月積みの鉛建値をトン当たり4000円値下げし、10万3000円に改定すると発表した。500ドル台半ばまで上昇したLME相場はその後、下落に転じ470−480ドルで推移。
日 本チタン協会が31日発表したチタン需要統計によると、01年のスポンジチタン出荷量は年初見通しの2万4000トンを大幅に上回る2万5107トンと、前年比30・9%増加して過去最高を記録した。航空機需要を中心とする輸出向けをはじめ、国内の展伸材向けも好調だった。

 01年は展伸材の出荷量も年初見通しの1万3200トンを大幅に上回る1万4412トンと、前年比20・6%増加した。新規用途の開拓が進んだ結果、97年の過去最高を更新した。