2002.03.22
西 川章・日本鉱業協会会長は20日、都内で会見し、業界を挙げて環境リサイクル事業へのシフトが進んでいることを強調、業態の進化について自信をうかがわせた。

 同会長は、会見の中で、会員各社の業態進化について、「ベースメタルからIT、ITから環境リサイクルへと一皮むけてきた」との認識を示した。

 家電リサイクルですでに実績を上げているとともに、今後は自動車リサイクルなどについても大きな役割を担っていくが、そうした社会の趨勢に合致したインフラや技術を業界が有し、各社がすでに事業化を進めていることを踏まえたもの。

日 立電線は20日、DWDM(高密度波長分割多重)システム用光合分波器として、低損失温度無依存AWGモジュールを開発し、4月からサンプル出荷を開始すると発表した。特殊なエッチング技術を駆使して3dB以下の低損失を実現したのが特長で、メトロから超長距離ネットワークまで幅広い適用が可能になった。

 光波長合分波には、導波路型、多層膜フィルタ型、ファイバー・ブラッグ・グレーティング型がある。この中でも最も多チャンネルシステムの構築に最適な導波路型は、合分波の光学特性を安定させる温度管理や光信号を通過させる際の挿入損失が大きく別途アダプタが必要など、システムの簡素化が必要なメトロ・ネットワークでの採用が困難だった。

日 本アルミニウム合金協会は20日、02年度アルミニウム二次合金地金・同二次地金並びに鋳物・ダイカスト用アルミニウム一次地金の需要見通しを発表した。それによると、アルミニウム二次合金地金・同二次地金は、147万1700トンで前年度比1・7%の微増となる。また、鋳物・ダイカスト向けアルミニウム一次合金地金は、18万9400トンで同2・4%増加する見込み。

日 本サッシ協会は、2002年度のアルミ建材需要予測を発表した。それによると、来年度は木造用が20万トン(対前年度比1・5%減)、ビル用13万3000トン(同2・9%減)で、アルミサッシ合計は33万3000トン(同2・1%減)になると予想。この結果、ドア・エクステリアを含めたアルミ建材総需要は、50万4000トン(同2・1%減)と3年連続で減少する見込みだ。