2002.05.28
非 鉄製錬8社の決算が27日、出そろった。電子材を筆頭に予想上回る需要減退の影響を受け、収益力が悪化、半数が最終赤字に陥った。黒字を確保したところでも、大幅に利益が減少し、「ITバブル崩壊」の清算に追われる格好となった。

古 河機械金属は本年度、電子化成品事業の売上高154億円を見込む。主力の高純度金属ヒ素やガリウム・リンなど結晶材料の需要が回復傾向にあるためで、02年度3月期から約24%増加する見通し。

日 本電池はこのほど、6月27日付で村上晨一郎専務の社長昇格を内定したと発表した。田中千秋社長は代表権のある会長に就任する予定。

東 海アルミ箔(西島端毅社長)は24日開催の取締役会で、100%子会社東海箔加工の萩園工場(神奈川県茅ケ崎市)廃止と、札幌および名古屋営業所の移転・統合を決めた。東海箔加工萩園工場は、主として熱交換器向けアルミ箔の焼き付け塗装を91年から行ってきたが、生産設備が老朽化する一方、製品の高付加価値化が進んで需要は大幅に減少しており、損失を計上していた。東海アルミ箔は現状から見て長期的にも需要回復は困難と判断、グループの合理化・効率化を推進する観点から撤退・工場廃止を決めた。