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2002年6月27日
日本伸銅協会が26日発表した02年5月期の伸銅品生産(速報)によると、総生産量は8万4120トンで前年同月比0・4%減、減少幅は昨年12月を底に1ケタを切るまでに縮小した。昨年来の在庫調整が終了したことに加え、IT生産拠点である東南アジア地域の需要回復が要因とみられる。ただ、IT関連分野を需要先とする品種のみ大幅増を示し、他分野については低調に推移していることから全体の底上げには至らず、伸銅品の中で二極化が浮き彫りとなった。
日本アルミニウム協会は26日、5月のアルミ圧延品・箔の需給速報を発表した。それによると、圧延品の生産は、前年同月比3・9%減の19万3524トン、出荷が同1・4%減の19万5891トンとなり、ともに16カ月連続でマイナス。IT関連需要の急増などが見られるもの、全体を押し上げるほどの状況までには至っていない。
日本軽金属は26日、コピー機用感光体ドラム材を増産すると発表した。02年度は蒲原(押出)工場を中心に、前年同期比18・2%増の1300万本の生産を行う見込み。同社では、精密機械部品など建材からIT関連を中心とした加工度の高い分野に重点を置き、高付加価値商品の販売に注力していく方針だ。