2002年8月30日
 05年度にかけて中期経営計画に取り組んでいる東邦亜鉛は、製品や事業における特色化と態勢強化を両輪に、目標達成に向けて前進している。外部要因が強い製錬部門では厳しい環境下に置かれているが、今後、原料の多様化をさらに図ることでコスト削減を実現。また非製錬部門でも電子材やその応用製品、環境リサイクル事業の拡充から、売上高や収益を確保していく。

 財務省は29日、7月の非鉄輸出通関実績を発表した。それによると、銅スクラップは、約2万5000トンと前年同月比で倍増し、再び単月最多記録を更新した。

 銅スクラップについては、大半を占める中国向けで、現地での通関がむずかしくなるとの見方から、「駆け込み」的な輸出と指摘されているが、国内でのスクラップタイト化と裏腹で、8月以降の結果が注視される。

 住友軽金属工業は、今上期のアルミ圧延品生産・販売が底堅く推移している。アルミ板・押出とも、前年比では5―6%程度のプラスとなり、下期も同様の傾向が続き、当初計画通り進む見通し。また、10月(下期)以降のロールマージン10%アップについて藤井總明社長は、「状況は厳しいが、満額達成できるよう努力したい」との考えを強調した。