2002年9月11日
 三菱マテリアル(西川章社長)は今下期以降、収益性に重点に置いた合理化をさらに加速させ、並行して戦略投資も進める。これまでの合理化効果と、広範な事業分野をベースに、今上期は目標の収益改善と売上高確保をほぼ確実にしているが、経済全般の先行き不透明感から油断が許されない情勢をにらみ、期末にかけて具体的な合理化案を検討するとともに、戦略投資テーマの洗い出し作業を進める。

 新日東金属(佐藤弘社長)は10日、住友軽金属研究開発センターと共同で鉛フリーおよび鉛レス黄銅合金『ネオブラス(以下、NB)シリーズ』を開発したと発表した。新商品は、環境保護や飲料水の鉛溶出問題に対応したもので、代替金属にビスマス、錫を使用。既に量産態勢を整えており、約30社に対して試供品を提供しているという。

 化合物半導体材料であるガリウムのスポット価格が低迷している。ロンドンスポット価格は現在キロ当たり200―300ドルと、8月以降、年初の価格より約45%値下がりした水準で推移している。本年に入り回復基調にあった化合物半導体需要が息切れしているため。