|
2002年10月07日
銅、鉛、亜鉛、ニッケル各地金の大手製錬8社の2002年度下期生産計画が先週までにまとまった。前年度同期比では、ニッケルを除いていずれも減産の見通しとなった。ただ、最も営業品目としてすそ野が広い銅(7社)は同2%減と、総じて比較的減産が小幅にとどまったのに対し、鉛(5社)は10%減と落ち込みぶりが目立ち、品種間格差が生じた。また、金については各社間で増減幅が大きくバラ付いた。非鉄製錬業界では、競争激化と事業提携が表裏一体で進行しており、営業品目についての方針も、各社事情に沿って変化が出てきている。今下期以降の生産推移が注視される。
軽圧メーカー向けの中国産純マグネシウム第4四半期の価格が上昇している。第3四半期に比べ、キロ当たり5―10円程度アップし、190―195円どころとなった。EUで中国産純マグネに課されたアンチダンピング(AD)関税撤廃の動きがあり、欧州トレーダーが相当量の買いを入れ、ドルベース価格が上昇したため。
仏エラメット社・ニッケル部門の本年生産量は6万トンになる見込み。また、7万5000トンへの拡張プロジェクトも本年中に入札を完了する見込み。同社の02年上半期のニッケル部門業績は、売上高2億5700万ユーロ(約308億4000万円)、営業利益3700万ユーロ(約44億4000万円)。売上高では前年同期を約2%下回ったが、営業利益は100万ユーロ約3%上回った。