2002年12月27日
 チタンの国際規格作成の動きが年明けから本格化する。今春、軽金属部門の国際委員会ISO/TC79で、日本が幹事国となるチタンに関する小委員会「SC11」が正式に承認されたが、このほど同委員会の議長も日本が引き受けることが決まった。議長には工学院大学の鈴木敏之先生が選ばれ、日本主導で国際規格作りが進められることになった。

 チタンの国際規格は、日本のJIS、米ASTM、独DIN、英BSなどにあるチタン製品の規格を、ISO国際規格として統一するというもの。

 日本アルミニウム協会は26日、11月のアルミ圧延品・箔の需給速報を発表した。それによると、圧延品の生産は、板・押出合わせて20万5377トンで、前年同月比10・5%増となり、5カ月連続プラス。また、出荷も同9・1%増の20万888トンで、3カ月続けて前年実績を上回った。自動車材やIT・OA機器向けを中心に堅調で、生産は2ケタ増を記録している。

 財務省は26日、11月のアルミ輸入通関実績を発表した。それによると、地金類が22万5240トンと前年同月比17・9%の大幅増加となった。

 地金類の内訳は、アルミ地金が15万1846トンで同17・9%増、合金地金は7万3394トンで同24・6%増だった。アルミ地金の輸入量増大は、港湾在庫が大幅減少しているため、商社各社が手当てしたためとみられる。