2004年03月12日
 日立電線は11日、今後の伸銅品事業戦略として、半導体銅条と圧延箔を主軸に、05年度は連結ベースで年間売上高480億円、営業利益36億円をめざす方針を明らかにした。品種別では、銅条は02年度比50%増、銅管は国内生産がアウトインの影響などで同比40%減少するものの、海外生産を倍増させることでトータルで横ばい、電気用伸銅品は同比15%増加すると見込んでいる。

 日鉱金属は11日、海外銅相場調整局面入りを踏まえ、3月積み銅建値をトン当たり1万円引き下げ、37万円に改定すると発表、即日実施した。月間平均建値は6500円安の37万1300円。建値は2003年11月20日に一時後退した後、26万円から今週8日にかけて38万円まで短期間に40%強値上がりを続けてきたが、ついに息切れの事態に至った。

 昭和電工のエレクトロニクス事業部門は本年、化合物半導体、アルミ固体コンデンサー、レアアースの各製品分野で高付加価値品の比重を大きくする。化合物半導体とアルミコンデンサーは新製品・高性能品を主力に据え、レアアースは国内と国外の二拠点態勢で生産品目を住み分ける。これによって、右肩上がりのハードディスク(HD)以外の事業についても収益基盤の強化を図る。