2004年10月26日(火)
 昭和電工は25日、窒化ガリウム系LED(発光ダイオード)チップ市場に参入すると発表した。化合物半導体とハードディスクの薄膜成長技術を応用して、フリップチップ構造で12メートルワットの高出力を達成したもの。千葉事業所(千葉県市原市)に月産3000万個の生産設備を新設、11月からサンプル出荷を行い、認定を取り次第05年から本格的に生産を開始する計画。08年には月産3億個で200億円規模の事業にする。
 三井金属は25日、11月積み亜鉛建値をトン当たり4000円引き下げて15万2000円に改定した。月間平均建値は、今月15日に続く引き下げ改定で、月間平均建値は、1000円安の16万200円。
 日本アルミニウム協会は25日、9月のアルミ圧延品・箔の需給速報を発表した。それによると、生産は、前年同月比3・3%増の20万9588トンと、10カ月連続でプラスを記録。また、出荷も同1・9%増の20万6954トンと、10カ月続けて増加した。猛暑による需要増が9月も継続し、板類は9月単月として過去最高の数量に達した。