2004年11月05日(金)
 古河電工は4日、05年3月期の中間業績予想を連結・単独とも上方修正した。03年度に実施した情報通信部門の大幅な減損処理による効果、また、猛暑の後押しを受けた金属・軽金属部門の収益好調を受けて、経常利益ベースで3年ぶりの黒字を確保した。
 電線メーカー各社の株価が4日、いっせいに値上がりした。NTTが2010年までに国内固定電話加入者の半分となる3000万世帯・事業所の通信回線を光ファイバーに切り替える方針を明らかにしたことを受けたもので、主力の情報通信事業の先行きに対する期待が高まったと判断される。
 10月積みのアルミ二次合金製品は、9月比でキロ当たり3―5円上伸した。値上がりは約5カ月ぶり。合金メーカー各社とダイカストメーカーなどユーザーとの値決め交渉が決着したもので、合金メーカー側がめざした10円高には及ばなかったものの、自動車向けを最終需要とする部品市場が活況を呈する中、割高推移している原料市況などをユーザー側が一定考慮した結果となった。