2004年11月22日(月)
 サンエツ金属のカドミレス黄銅棒が、10月の販売開始から受注量が月間200トンまで急増している。それに伴い砺波工場において、来年春をめどに1200キロワットの10トン低周波坩堝炉とロータリーキルンを新たに増設することを明らかにした。これにより鋳造能力は10%(月産500トン)アップして月産5000トンレベルまで増強する。投資金額は、低周波坩堝炉が1億5000万円、ロータリーキルンが1億2000万円。
 日本精鉱が19日発表した2004年9月中間期決算は過去最高益を記録した。アンチモンの販売増に伴う工場操業度の大幅改善や金属粉末の需要拡大により、連結経常利益は前年同期比約2・2倍の3億7500万円。
 アルミ二次合金メーカー各社は、11月積みのアルミ二次合金製品(ADC12)を、10月比でキロ当たり7円の値上げをめざす。先月積み残した分を確保するため。2カ月連続の値上がりは確実な情勢だが、円高進行など不透明な材料もあり、値上げ幅の達成は楽観視できず、粘り強くダイカストメーカーなどユーザーとの交渉を続けていく。