2004年12月08日(水)
 古河電工は7日、米デルファイと自動車用ワイヤハーネスの合弁会社を設立すると発表した。北米トヨタ向けのワイヤハーネスを設計・生産・販売するもので、2006年に生産される乗用車とトラックの一部のハーネスについて、既に受注が確定している。古河電工は、本年9月に仏ヴァレオとも自動車用ハーネスの合弁会社を設立しており、今後も世界トップメーカーと合弁を組む形で、電装事業をグローバル展開する方針。
 三菱マテリアルは7日、12月積み鉛建値をトン当たり4000円引き下げて14万3000円に改定した。

 国内建値の指標である海外鉛相場(LMEセツルメント)は、7日入電で買い戻しの動きがあったものの、975ドルと約1カ月ぶりの低水準から浮上できなかったため、今回の引き下げにつながった。
 電子情報技術産業協会(JEITA)はこのほど、「わが国の産業競争力強化と安心・安全・快適な社会の実現のために」と題するIT分野からの提言書をまとめた。2006年度から始まる第3期科学技術基本計画で、科学技術関係予算のIT分野への重点配分と重点開発技術、研究開発促進のための制度改革を求めるもので、提言書の全文を協会ホームページ(http://it.jeita.or.jp/eltech/report/index.html)で掲載している。