2004年12月29日(水)
 フジクラの辻川昭社長は2005年度の経営方針について、好調な電子部門への投資は今後も積極的に継続しながら、低迷の長引く情報通信部門では、ファイバー・トゥ・ザ・ホーム(FTTH)向けの光機器・部品に注力して収益改善をめざす意向を明らかにした。光ファイバー・ケーブルは「05年度も数量は期待できない」との見方を示した。一方、04年中に社内外での再編が相次いだ電線ケーブル事業については、「事業構造改革は一区切りついた」とコメントした。
 経済産業省は28日、11月のアルミ建材生産・出荷速報を発表した。それによると、生産は、3万6764トン、出荷が3万9768トンと、主力の住宅・ビルサッシはいぜん低調に推移するものの、ドアとエクステリアはやや落ち込みに歯止めがかかりつつある。
 三菱商事トレジャラーオフィス為替市場チームはこのほど、2005年ドル円相場見通しについて、1ドル=85―115円、コアレンジとして同95―110円とのりポートをまとめた。05年の対ドル円見通しのポイントとして次のような内容を挙げている。