2005年02月16日(水)
 銅製錬メーカーの増益傾向が加速している。国際銅価が高水準で推移していることに加え、厳しい環境下で手を打ってきた生産効率化などの合理化効果や、鉱石事情が最悪期を脱した後急速に改善、加えて海外鉱山への投資が大きな「収穫期」にあるためだ。2005年3月期第3四半期決算からは、その構図がさらに明確になっている。
 三和シヤッター工業はこのほど、重量シャッターの駆動部チェーン切れやギアの劣化磨耗による落下事故を防止する重量シャッター用急降下停止装置を開発し今月1日から標準装備したことを発表した。併せて昨年12月から火災時のシャッター自動降下による挟まれ事故防止用避難時停止装置も標準装備したことも明らかにした。ともに業界では初めて。
 全国軽金属商協会(勝地一雄会長)は15日、1月末の軽圧品相場アンケート集計結果を発表した。それによると、東京、大阪、中部地区で、全製品について横ばいとなった。

 今回の結果について、伊藤喬・市場調査委員長は、「メーカーでは依然としてフル生産が続いているが、需要のもたつきと、流通での先行きの不透明さが鮮明になってきた」との認識を示した。