2005年03月02日(水)
 フジクラの辻川昭社長が本年4月1日付で同社取締役会長、大橋一彦常務が新社長に就任することを受けて、1日、両氏の記者会見が行われた。大橋常務は社長就任後、(1)電装事業の売上高を2010年までに足元2倍の500億円に拡大する(2)研究開発を社長直轄にして成長持続力を高める――などの経営方針を明らかにした。また、辻川社長は積み残した課題として情報通信事業の黒字化を挙げ、「06年度中にイーブン以上にしたい」と述べた。
 日鉱金属は1日、3月積み銅建値を2月末比でトン当たり1万円引き上げて41万円(月間平均値2月比1万8500円高)でスタートすると発表した。指標となる海外銅相場が急騰する中で昨年10月と本年2月に付けた直近最高値を抜くもので1990年10月中旬以来の水準。銅市況は新たな局面に入った。
 古河電工は1日、日本最大級のCATV事業者・日本ネットワークサービス(山梨県甲府市、加入世帯=約16万世帯、以下NNS)の設備向けで、元請工事会社・(株)エヌディエス(山梨県甲府市)施工により、高密度・加入者信号を効率伝送するシステム(クワッドウエーブシステム)を構築したと発表した。

 クワッドウェーブシステムは、光ファイバーに従来比6倍の密度の光を多重伝送することができるシステムで、WDM対応光伝送装置(光ノード)を導入し、加えてテレビ信号などの放送信号(ブロードキャスト光信号)と、インターネット通信やIP電話などに使われる通信信号(ナローキャスト光信号)を異なる波長で多重伝送することで実現した。従来方式に比べ、少ない光ファイバーで加入者を分散、通信容量を大幅に増加することができる。