2005年03月29日(火)
 非鉄製品流通大手の山崎金属産業(山崎洋一郎社長)は、昨年設立した現地法人「ヤマキンタイランド」(資本金3億バーツ、扇谷宣典社長)の新工場が先月に竣工し、4月から本格稼働を開始する。事業内容は、(1)リードフレーム・プレス事業(2)スリッター・切断加工事業(3)トレード事業。実質的な初年度となる05年(1―12月)の売上数量は2500トンで、売上高13億4000万円を見込み、07年に数量5340トン、売上高33億4000万円を見込む。
 伸銅品・軽圧品流通問屋の久野産業(本社=大阪市中央区島之内2―10―27、久野実社長)は4月から、日軽金アクト開発の鉛レス快削アルミ合金棒『NK21M』の在庫販売を大阪・東京で開始する。初期在庫量は10数トン。サンプル出荷などの需要に応えるものだが、アルミ合金の鉛レス快削棒の在庫販売は全国でも珍しい。また同社は、カドミレス黄銅棒の在庫販売も開始しており、今後も扱い量とともに仕入れメーカーを増やしていく方針だ。
 同和鉱業グループの新日本ブラス(藤田靖治社長)は鍛造品・切削加工品比率を引き上げる。現在、鍛造品・切削加工品は加工収入の約6割を占めるが、2005年度中に7割にする。原料の黄銅棒から一貫生産できる強みを生かし、高収益が期待できる川下分野への生産シフトを加速していく。