2005年04月05日(火)
 昭和電工の高橋恭平社長は、来年で終了する3カ年中期経営計画「プロジェクト・スプラウト」が1年前倒しで達成したことを受け、「次のステップとして、営業利益率10%をめざしたい」とし、前期7%だった売上高営業利益率を高め、次期中計で一層の収益力強化を図っていく考えを強調した。

 また、現在2・83のD/Eレシオ(デッドエクイティレシオ)については、1倍台をめざし、財務体質の改善を加速させる方針だ。
 住友電工の子会社で光関連製品などを製造するトヨクニ電線(本社=東京都豊島区、猪口洋志社長)は2005年度、年間で対04年度比約5%の増収となる単独売上高140億円、経常利益は同ほぼイーブンの5億円をめざす。ファイバー・トゥ・ザ・ホーム(FTTH)向けの光機器類で同5%の売り上げ増を見込むほか、住宅ビル向け分岐付きケーブルで新製品の積極的な拡販を図る。
 東北大学と日立製作所は4日、磁気抵抗比を従来比約4―5倍に高めたTMR素子(トンネル磁気抵抗)を開発したと発表した。酸化マグネシウムやルテニウム、コバルト―鉄―ボロンなどを使い、室温で世界最高の287%という磁気抵抗比を実現。次世代の不揮発性メモリであるMRAM(磁気ランダムアクセスメモリ)の実用化をめざす。