2005年04月12日(火)
 住友金属鉱山と三井物産は9日、ニッケル大手のインコ社(本社=加トロント市)と、同社がニューカレドニアで開発進めている総事業費約18・78億ドル規模のゴロ・ニッケルプロジェクトへの参画について、フランス時間8日に本契約を締結したと発表した。昨年10月、すでにMOU(合意趣意書)を締結、基本合意に達しいたが条件細部の協議をこれまで重ねてきた。

 住友金属鉱山と三井物産はこのほど、同プロジェクト出資を目的とする新会社「サミック・ニッケル・ネザーランド」を設立し、新会社を通じてゴロ・プロジェクトの運営主体であるゴロ・ニッケル社の株式をインコ社より取得してプロジェクトに参画する。

 なお、ゴロ・ニッケル社に対する新会社の出資比率は21%で、出資比率相当分のニッケルおよびコバルト製品に対する権益を住友金属鉱山と三井物産は保有する。なお同プロジェクトの完成が2007年秋予定で生産量は年間約6万トン(ニッケル地金換算)、炭酸コバルト約4000―5000トン(コバルト地金換算)。
 非鉄製品流通大手の山崎金属産業(山崎洋一郎社長)は9日、タイでの工場新設に当たり、開所式(グランドオープニングセレモニー)をアユタヤ県ハイテク工業団地にある「ヤマキンタイランド」で行った。

 このなかで山崎社長は、「ヤマキンタイランドは4月から、3つの事業をスタートした。一つは、姫路東芝電子部品とのコラボレーションによるリードフレームプレス事業、2つ目は、日本、上海で行っている金属加工・スリッティング事業、3つ目は、保税倉庫機能をいかした金属製品の輸出入、およびトレーディング事業。

 今後はこの3つの事業によって、タイ、および周辺の国々のお客様に格段のサービスが提供できるものと確信しています」とあいさつした。
 同和鉱業は中国での加工事業を強化する。同和金属材料有限公司(上海市)に、本年9月末をめどに条を切断するスリッターラインを1基増設する。新設備の導入により、加工量を現在の月200トンから250トンまで増やし、中国での日系自動車メーカー向け需要に対応していく。