2005年05月02日(月)
 暴騰している鉄鋼添加用チタンの相場が一転、米国の主力鉄鋼メーカーの買い占めが止まったことを背景に、調整局面を迎えそうだ。欧州非鉄金属価格のスポンジチタン(99・6%)価格は、4月28日入電でキロ当たり30―33ドルと4月中旬から変わりないが、実際の取引価格はすでに20ドル台半ばに切り下がっている模様。

 「B級」が「A級」を上回っている現在の『親不孝相場』も、今後は徐々に是正へ向かう見通しだ。
 住友金属鉱山は28日、2005年度の設備投資計画を発表した。それによると、連結で958億円、単独で272億円を予定しており、連結がセロ・ベルデ銅鉱山、単独が銅製錬(東予工場)能力年産45万トン態勢構築などが大型案件。
 三井金属(槇原紘社長)は、新中期経営計画(2005―2007年度)で、最終年度連結経常利益について05年3月期比100億円増の550億円をめざす。

 (1)電子材料(2)金属・環境リサイクル(3)自動車部品といった中核事業の強化から利益積み上げを図るものだが、特にパッケージ材料など電子材料の増販が柱となる。液晶向けのCOF(チップ・オン・フィルム)、ITO(インジウム錫酸化物)のシェア拡大が利益積み上げをけん引していく。