2005年06月03日(金)
 大手軽圧6社の2005年3月期決算(昭和電工は12月期)が2日、まとまった。それによると、各社とも収益面での改善が顕著で、増収増益基調を維持した。猛暑により缶材が好調だったほか、自動車向けはいぜん高水準を維持。

 これら好調な内需を牽引役に、価格是正の取り組みも進展し、全体の業績を押し上げた。このため、軽圧各社では、これまで抑制気味だった設備投資を積極化させる動きを見せている。
 日鉱マテリアルズは2006年度上期中に2層フレキシブル銅張積層板(2層CCL、製品名『マキナス』)を本格的に量産する。製造拠点のGNF工場(茨城県日立市)に建屋を増設し、月産能力10万平方メートルの態勢を整える。現在は月産1万5000平方メートルで試作段階にあるが、液晶市場の拡大に伴い需要が急増しているため量産化を急ぐ。
 三菱アルミニウムは2日、2004年度からスタートした中期計画「ニューダッシュ50」で掲げた目標の売上高1000億円、経常利益50億円を初年度でクリアしたことを受け、新たに3カ年新中計「チェンジ21」を策定したと発表した。

 最終年度の07年度(08年3月期)には単独売上高840億円、経常利益60億円、連結売上高1170億円、経常利益80億円の達成を図る。同社は今回の中計で収益強化を図り、改めて株式上場をめざす方針だ。