2005年06月24日(金)
 アルミ缶リサイクル協会は23日、2004年度の飲料用アルミ缶リサイクル率を発表した。それによると、04年度は前年同期比4・3%増の86・1%となり、当初掲げていた06年度にリサイクル率85%達成という目標値を、2年前倒しでクリア。前年度リサイクル率は、77年の調査開始以来初めて前年実績を割り込んだ03年度から一転し、2年ぶりプラスとなった。
 商社筋によると、北米のアルミ新地金スポットプレミアム(ミッドウェスト)が、ここへきてポンド当たり5・25セントを付け年前半の最安値圏まで後退した。主要な需要先である自動車メーカーの業績低迷を起因としたもので新地金増産傾向も影響している。まだ下がるのか、そろそろ底なのか、判断材料を追った。

 北米プレミアムは、月間平均ベースで見ると、3月の7セント台半ばが直近ピーク。5月には6セント台半ばまで後退した。先週末に5・25セントの安値を瞬間的に付け現状では6月平均は5セント台となる見込みで、ここ3カ月は月を追って下がり続けている。
 国内商社筋の情報で、アンチモン生産の世界最大手である中国五礦金属の幹部が明らかにしたところによると、湖南省で今月起きた炭鉱事故のため、当局は省全土の小規模鉱山に対して、このほど安全検査のために暫時操業停止命令を出した。同省はアンチモンの中国最大産地であり、これによる現物ひっ迫と相場上昇は避けられない情勢だ。

 炭鉱事故については今月8日、湖南省の冷水江市資江の炭鉱でガス爆発が起き、24人が死亡、80人余が重傷、100人余が軽傷を負ったとのこと。