2005年07月11日(月)
 三井金属は8日、液晶駆動ICの実装材料であるCOF(チップ・オン・フィルム)で、20ミクロンピッチの高密度パターン形成に成功したと発表した。新しいエッチング液を開発することで、ICやプリント回路基板、液晶ガラス面との接合信頼性を確保。プロセスを変更しないでファインピッチ化することができる。
 日本電線輸出組合(川端正男理事長)のまとめによると、電線・ケーブル類の2004年度輸入通関実績は対前年度比約12%増の3422億円で、2期連続の3000億円台、3期連続の輸入超過となった。

 自動車用ワイヤハーネスを中心に東南アジアからのアウトインが年々増加しており、上位10カ国のうち8カ国が太平洋アジア地域、そのうちベトナムとインドネシアが対前期比20%以上の伸びを示した。
 日本アルミニウム協会と経済産業省がまとめた4月の自動車(二輪車含む)向けアルミ出荷実績によると、圧延品、鋳造・ダイカストなどを合わせた総出荷量は、前年同月比11・3%増の13万5596トンと、引き続き好調さを保つ。2ケタ増を記録したのは、昨年11月以来5カ月ぶり。